蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

最新記事更新情報

  • Yahoo!ブックマークに登録する
  • はてなブックマークに登録する
  • livedoorクリップに登録する
  • newsingブックマークに登録する
  • del.icio.usブックマークに登録する
  • ニフティクリップに登録する
  • RSSを購読する

梅雨時の奄美大島、ヒゲナガタイプのカミキリ達(2017.6.24)

奄美はようやく雨が上がり、そろそろ梅雨明け間近のようです。
これまで一勝三敗ほどの確率で雨ばかりでしたが、本日紹介するヒゲナガ・タイプのカミキリ達は
お湿りが多い方が採り易いグループで、これまで集中的に楽しめました^^

どれも夜間活動タイプで昼間は暗がりでじっとしているのですが、雨が多いと林縁に出てくるので
比較的アクセスし易い状況でした。
林全体が乾いてくるとこれらは湿気を求めて林の奥に引っ込んでしまうため、特に梅雨明け以降は
格段に採り難くなってきます。

まずはアマミコブヒゲカミキリ。

コブヒゲ類は基本的には数が採り難いグループですが、ちょっと頑張って個体数を稼ぎつつあります^^
来年はオキナワコブヒゲもたんまり採りたいですね。

そしてビロウドカミキリ類(とある1日分)。
オオシマビロウドおよびアマミビロウド、そしてアマミセンノキです(他も色々入っていますが^^)。

フェリエビロウドの時期には遅いので今回はカンベンしてやりましょう。
来年は沖縄本島のビロウド5種を大量にシバク予定です^^

チャイロヒラタカメノコなど、奄美の面白いハムシ数種(2017.6.22)

二年前に2頭落っことして以来手にしていなかったチャイロヒラタカメノコハムシ。
今回は既に二桁を得、リベンジに成功しています^^

ホストのクチナシの葉にチョボチョボとした食痕を付け、その近くに鎮座する本種。
個体数は基本的に少なく、居たとしても1本の木に1頭しか見られないケースが殆どです。

丸っこい種類が多いハムシの中では際立った造形美ですね^^

今の奄美は雨ばかりなので、葉っぱの裏面で雨宿りをしている個体が殆どです。
下から見上げたところ。写真中央に注目。

幸い今年は発生の良い林道を見つけられたようなので、勉めて個体数を確保しておきたいものです。
この仲間の収集も着々進行中。来年沖縄本島でキイロヒラタカメノコをたーくさん採れば完遂。
クロカメノコハムシなどを加えた垂涎のコレクションが完成します^^ 

(後日追記分)
もちろん奄美にはアカヒラタカメノコハムシも居ます。
ショウベンノキの葉の表面をがっついている奴^^
面白い生態写真が撮れました。


そして。
初めて南西諸島で落ちてきて驚いたヨモギハムシ。
しかもヨモギなどの草本からではなく、樹木から複数落ちたのでさらに驚いた次第@@

知人のハムシ研究者によると、染色体から一般のヨモギハムシから分けられるようです。
引き続きホストや生息環境などの調査を重ねる予定です。

ある植物から複数落ちてきたアマミカバイロハムシ。
南西諸島には稀な大型美麗種で僕好み。かつてオーストラリアで多種類を採ったユーカリハムシの
類に質感がそっくり。
これもホスト不明だったようで追加調査中。

とてもブライトで美しいアオバヒメハムシ。
これもホストを発見出来たようです^^

ハムシもなかなか面白いですよ。
やらない手はありません^^

キイロイトヒゲカミキリ。ちょっと思い出深い奄美特産種(2017.6.19)

キイロイトヒゲカミキリ。
可憐で気品のある奄美大島特産カミキリとして知られます。
一般的には珍種の部類ですが、今年の奄美では割と良い成績が出ています^^

プラオリア属6種の中では屋久島・鹿児島大隅半島南部のクロモンヒゲナガヒメルリカミキリと共に
特異なグループを形成しており、触角が太く短く、その各節に明暗部を持つのでダンダラ模様となります。
ホストはアワブキ科のヤンバルアワブキで、クスノキ科をホストとする他の華奢なグループ4種とは
一線を画しています。ちなみにクロモンヒゲナガヒメルリのホストはシキミ(シキミ科)ですね。

ヤンバルアワブキはあちこちにありますが、無闇に掬ってもなかなか入ってきません。
生息環境にかなり煩い種類です。

なお、本個体は撮影中に逃げました・・・(泣)
どうです、この徹底した現場主義。本来の虫の臨場感は室内容器などからは伝わってきません。

本種も前回記事のアマミモンキカミキリと同様、殺虫したら直ぐにクッションを敷いた別容器に
収納した方が良いです。プラオリア属は特に触角が痛み易いし、明るく美しい体色を損ねる危険性も
ありますからね。

なお、僕には本種に関してちょっとした思い出があります。
本種の存在が知られたのは30年近く前の6月下旬。たまたま僕もその場に居合わせました。
若い頃は真面目に(?)仕事をしていた僕はなかなか遠征に行けず、現役時代唯一の奄美遠征でした。
奄美を離れる前日にキイロイトヒゲの存在を知ったため僅か数頭しか採れず悔しい思いだった記憶が
蘇ります。

本種を採っていた数人が口を揃えて言っていたのは、「ハゼのような木のスウィーピングでプラオリアの
Newを採った」でした。つまり、誰もその植物がヤンバルアワブキだと同定出来なかったのです。
当時からアマミモンキは人気だったので皆そのホストのハゼは良く知っており、同様の「羽状複葉」の
特徴からそうした表現になったのでしょう。

そこで僕がヤンバルアワブキと同定しその場に居た皆に伝え、キイロイトヒゲ発見の全容が明らかに
なったというわけです。
今、キイロイトヒゲを採れるのは僕のおかげ・・・とは言いませんけどね^^

なお、個人的にはプラオリア属6種のうち未採集はこれまた奄美特産のアマミルリホソヒゲのみ。
プラオリア属は地域地域に固有なグループなので、自ら全種を採ったことのある人は極めて少数でしょう。
今回僕は達成出来るかもね^^

雨の奄美でアマミモンキカミキリ。モリヤシロオビチビは・・・(2017.6.16)

今日は宿に泊まるので久し振りにブログを書いています。
この数日間、梅雨前線の停滞する奄美は雨ばかりでした。特にこちらに到着した翌日から丸二日間は
降り止まず車内にずっと缶詰状態@@

雨の影響の残る中で採集はなかなか十分には出来ませんが、とりあえずアマミモンキカミキリなどを
探しています。
奄美も虫の出が悪くネットに入る虫の種類が少ない中、本種は昨年よりは成績が良いかな。

これはホストであるハゼの葉裏に留まるアマミモンキ。

本種のようにエリトラが鮮やかでデリケートな種類は出来るだけ丁寧に扱うようにした方が良いです。
変色や他の個体との噛み合いを防止するため、死んだら直ぐに毒ビンから取り出し、殺虫剤成分を
十分に飛ばした後にクッションを敷いた容器に収納します。蘇生して噛み合うことを防ぐため、何度か
確認も怠らないようにします。

美しい標本を作るためには、採集中もこうした配慮が欠かせません。
綺麗なコレクションを作るためには様々な努力が必要。アマミモンキを終日、他の虫と一緒に毒ビンに
入れっぱなしなんて、してませんよね?

モリヤシロオビチビカミキリは極端に少ないなあ。
これまでで最大の♀は採れたけど。

これからも色々やりますが、梅雨空と虫の少なさには苦戦させられそうです。
では、また。

奄美大島・名瀬に到着しました(2017.6.12)

本日の早朝、愛車と共にフェリーで奄美大島・名瀬港に降り立ちました。
これから暫くこの地で虫採りを楽しみます^^

昨日夕方、鹿児島港のフェリー乗り場に佇む愛車。
バックは活火山の桜島。アングル悪し。

Aライン(マルエーフェリー)「あけぼの」は巨大船で、愛車は船艘二階に格納されました。



 
片道なんと47,300円なり。高っけえ@@(しかも二週間以上の滞在なので往復割引無し)
でも、鹿児島から飛行機で奄美に入り小さな自動車・宿を長期間借りることを考えると、地元から積み込む
積載物資の量や快適さ、宿を兼ねる等を考慮すれば金銭的には安いくらいです。
鹿児島に戻ればそのまま屋久島にも直ぐ入れるしね^^

二等船室はザコ寝ですが、シャワーも使えるしラウンジもあるし、寝ている間に奄美に着いてしまうので
とても楽チン。翌朝は朝一から動けるのでスケジュール的にも実は優れもの。

名瀬港入りは早朝5時。暗い中で荷役作業が行われます。
続いて船は沖縄方面へ向かうのであった。


で、これから奄美での活動が始まるのですがいきなり不都合が起こりました。
石垣島で治療した歯が痛くなった上に再び金属の詰め物が外れたため名瀬の歯医者に駆け込むと
歯の深部から治療しなければならないとのこと。レントゲン写真を見せられ納得。
そのため5回ほど治療に通う必要があるらしく、ここ一週間はこれを第一義にした生活を強いられる
こととなりました。

丁度良いと言うか、予報でも雨マークが1週間ほどは並んでいるので今のうちに諸悪の根源は根本的に
治しておきたいと思います。駆け込んだ歯医者さん、ヤブじゃないことを祈る・・・
もちろん、晴れ間には積極的に採集に出ますよ^^

ただ現地知人の話では奄美も例に漏れず虫の発生が極端に悪いとか。 
今年の南西諸島、北から南まで虫採りに関してはあまり楽しめないようですねえ。
ま、虫もミズモノですから甘んじて受け入れなければならない現実でしょう。

なお本日は宿に泊まるのでWifiが使えますが、基本的に奄美と屋久島ではネットが使えない生活が
続くので今後1~2カ月の記事更新はかなり不定期になることをお知らせします。

最後に、港から仰ぐ奄美の山肌。頂上ラインをはじめ針葉樹の立ち枯れが連なっています。
モリヤシロオビチビカミキリ、今年は苦戦だろうなあ。

では、暫くごきげんよう。

長崎・野母崎の佐多サビカミキリ(ノモザキサビカミキリ)(2017.6.10)

昨日・一昨日と、長崎県の野母崎へゆったりとした旅を楽しんできました。
狙いはもちろんサタサビカミキリ野母崎亜種(ノモザキサビカミキリ)です。

奄美大島へ出立する前の数日間の晴れ間をどう有効に使うかを思案したところ、直ぐに本種が
頭に浮かびました。
来年度から九州を離れるとこの先10年はこの時期に九州本土で採集することが無くなるかも
しれないと考えた際、この案はとてもグッド・チョイスだったと思います。

本家の鹿児島県・佐多岬のサタサビは二十数年前の会社員時代に二年ほど通い、材採集により
数十頭は羽脱させていることから(何故か手許には1ペアしか残っていないが^^)野母崎亜種も
渇望していたものの、この時期はいつも遠征に明け暮れているためなかなか長崎方面へ
目を向けることは叶いませんでした。
そこに降って沸いたような数日間。これはもう行くしかないでしょ^^

思い返すと長崎市内を訪れるのは小学校の修学旅行以来、実に40余年振り。
同じ九州管内とは言っても、用事が無いと(採りたい虫が居ないと)なかなか足を延ばさない
ものです。地図上では僕が住む熊本と長崎はかなり離れていますしね。

ところが、なんと僕は良い所に住んでいるのでしょう^^
九州のド真ん中なので各地に行き易いのは勿論ですが、自宅から10分の港からフェリーに乗れば
長崎の島原半島まで1時間(高速フェリーなら30分)で着いてしまうのです。
そこから野母崎まで約100キロですから、楽も楽、ちょっくら行ってくるってな感じなのです。
実は近いところほどなおざりになっているという典型だったわけ。

で、出航を待つ愛車。
奄美に行ったり、屋久島に行ったり、来年は沖縄にも連れていかれるしでこいつも大変だ。

フェリー内部は大変ゆったりで、遠征中に溜まっていた月刊むし等を読んでいたらあっという間に
島原半島に着いちゃいました。高額の30分の高速フェリーじゃなくても余裕、余裕。

さて、島原半島に降り立つと目前には有名な雲仙・普賢岳がそびえ立っています。
ウンゼンルリクワガタ、ウンゼンセダカコブヤハズカミキリなどなど、面白い種類が色々居ますね。
手軽さを考えると、実は僕ん地の隣の山みたいなものなんですよ^^

反対方向にちょっと走るとかつてのトゲムネミヤマカミキリの産地がありますが、本種は最近の
知見ではほぼ絶えたとされています。未だ近くで発生が確認されているとの噂も絶えませんが、
マユツバでしょう。僕は数ペアは確保しているので本種をことさらに追及することはしません。

長崎市内に入ります。
虫とは関係ありませんが、僕のノスタルジーにちょっとお付き合い下さい^^
小学校の修学旅行の思い出は、長崎市は「坂」の多い町だったなあという程度でしたが、ここまで
凄いものだったとは。

運転していて「走り難いなあ」と感じるのはひとえにこの地がリアス式海岸であること。
リアス式の長崎湾に沿って長崎市街地が発展しているので、山肌に家を建てるしかないのです。
平な部分を探すと車道以外は無いと言っても過言ではありません。
山腹の急斜面にまで市街地が広がっているのがスゴイ・・・

山肌に家々が累々と張り付いています@@
圧迫感がハンパない・・・

お墓も山肌に・・・

山肌に張り付く家々をバックに路面電車も走ります。
九州で路面電車が走るのは地元熊本市と鹿児島市、そして長崎市の三か所。
これのせいでますます圧迫感が強まるわけですが、路面電車に慣れた僕がそうなのですから
長崎市街を始めて車で走る人は生きた心地がしないんじゃないかしら。

これね、観光の面からは風光明媚という見方もあると思うんですよ(無いか。優雅じゃないもんな)。
ただ東北大震災や熊本地震を体験してきた「今」の時点で考えると、災害の起き易さの上では
極めて重大な事象であると思うんです。もし熊本地震並みの甚大な揺れがこの地を襲ったら・・・
そう考えると町中を走るのも恐ろしかったわけです。
お住いの方々の心中は如何ばかりなのだろうか。恐らくは達観されているのでしょうね。
部外者はこれ以上の口はつぐみましょう。

長崎市を過ぎると、各地のどこにでもあるような海沿いのひなびた田舎を延々と走ります。
そして海を見ていると、眼下にいきなり飛び込んできたのは・・・
「!」

「軍艦島だあ~!」

不覚なことに、世界文化遺産の軍艦島がこの地から展望出来ることを全く知りませんでした。
遠望ではありましたが一度見てみたかったのでとても感激した次第。
でも軍艦島の造形って、長崎市内の街並みに通ずるものがあるなあと、思いませんか?
建造の文化にも地域性があるんでしょうね。

以上長々と書きましたが、虫とは一切関係無い部分でした。
これからようやく虫の話に入ります^^

人の話ではノモザキサビカミキリはかなり多産型の種類とのこと。
ただ初めての場所というのは不安が付きまといます。従来の記録は6月下旬から7月上旬が多く、
時期もちょっと早いかもしれません。

しかし不安は直ぐに払拭されました。
暗い環境にポイントを定めます。

じっくりと臨床を見回して最良の落ち枝を探します。
「おお、これだ」

静かにビーティングネットを差し入れてそっと叩くと・・・
「おるやん」

ネットの左上と右下の隅に1頭ずつ、ペアが落ちているのが判ると思います。
正に最初の一叩きで落ちたという構図です。

確かにサタサビですが、言及されるようにちょっと体が細いように感じます。
それに数を採って感じるのは小型個体が多いことで、かつて羽脱させた佐多岬産サタサビは
全体的にもう少し大きかった記憶があります。

佐多岬のサタサビは成虫採集をしたことが無いので、いつか多数採って並べてみたいですね。
材採集では多いカミキリではないなという印象でしたが、ノモザキサビと同様にツボを得れば
成虫採集でもそれなりに採れるような感じがします。まあやるにしても10年後かな^^

林を出て海を見下ろすと、佐多岬の眺めと実にそっくり。


ノモザキサビを採っているとたまに落ちるのはオオヒョウタンキマワリ(長崎方面限定種)。

本種も前から採りたかったのでそこそこ採れて感激。
これで南西諸島の近縁種も生息環境や採り方が分かり有意義でした。

林内では他に副産物は殆ど居らず、カミキリはアトモンチビくらい。
これは各地産を集めているのでちょっと嬉しい(一応「本土」最西端産^^)。

1頭だけ落ちたトガリシロオビサビ。5~6年ぶりに採った^^
こんなに白かったっけ。場所柄かなあ。でも面白い。

結果的にノモザキサビは十分に採れたため、二日目は昼前には採集を終え帰宅の途に就きました。
10年後位に再度九州定住になってももう行かなくて良いかな^^

小学生時代にも戻れたし、軍艦島も見れたしで、充実の「遠征の合間採集」でした。

地元へ一旦帰還中。沖縄本島産アマミクスベニカミキリが羽化(2017.6.7)

現在、今年の長期遠征の前半戦を終え、地元熊本へ一旦帰還しているところです。
遠征における飛行機での移動もこれで終了。マイル、結構溜まったかな^^


九州地方は昨日梅雨入りしたとのことですが、地元は今が梅雨入りの時期なんですね。
例年そうですが、南の島々でいつも梅雨空の下で採集・生活しているのでこの時期に帰還すると
いつも隔世の感を覚えます。汗もかかず涼しいしね。

さて、採集を再開するまでの数日間を利用して長期遠征の後半戦、すなわち奄美大島、次いで
屋久島へ愛車と共に渡る前の準備を行っています。
前半戦は各島において宿での生活でしたが、一転して後半戦は基本的に愛車の中で生活する
(つまり寝る^^)体勢に激変するので何かと準備も大変なのです。

春~初夏の八重山での採集活動を行って5年、最初の2~3年はがむしゃらに頑張りましたが
ここ2年ほどは現地にも慣れ、要領やコツも掴んだことから不必要な行動は敢えてしなくても
良くなったというか、採集に出ても3時間ほど、長くても半日程度で済むようになりました。

ハタからはとても「遠征」などとは言えないような「島暮らし」にしか見えなかったと思います。
各宿ではそれこそ大勢の虫屋さんとお会いしましたが、向こうからこちらを見ると朝はゆっくり
しているし、採集から戻ると必ず居るしで、「このヒト一体何時採集に出ているの?」という
感じだったと思います。こっちもそれが判るので可笑しくなってしまうのでした^^

そして、4月下旬の沖縄本島において蛹室作成中のアマミクスベニカミキリの老熟幼虫を採った
記事を書いていました。
(参考)
沖縄本島産アマミクスベニ幼虫(中齢・終齢)

その後、無事に蛹化した様子。

そして10日ほど前に目出度く羽化(♀)しました。西表島でね^^

現在はすっかり色付き、体も堅強になってきたのでそろそろ標本にしようかなあと。

ちなみに、来年からは沖縄本島に暫く住み込む予定なので沖縄のアマミクスベニは僕の独壇場に
なるかな。ついでにちょっと足を延ばして八重山のマツダクスベニの材もやりましょうか^^

今手元にある沖縄本島産アマミクスベニ幼虫の入った材。
これらは年を越して来年の今頃羽脱してきます。寄生等の事故がなければね。

こっちは石垣島のマツダクスベニカミキリの材。
ちゃんと採っております^^

クスベニ類の幼虫の成長過程はとても面白いので、機を捉えて今後もトレースしましょう。
これらの材はカバンに入れて島を渡り歩いたので結構大変でした。
ちゃんとネタになってもらわんとね^^

ここ5年間は移動型の長期遠征を行ったので材採集や飼育は出来ませんでしたが、来年からは
基本的に定住生活するのでようやくカミキリなどの材採集も再開出来るようになります。
勿論、蝶・蛾も含めて飼育も可能となります。

やはりね、収集のチャンネルは多いほど多様な虫集めが出来るわけです。
ますます虫ライフが楽しくなりそうで今から楽しみです^^

では、久し振りにちょっくら九州本土の虫を採りに行ってきます。

猫の目イエカミキリ(2017.6.4)

長期遠征の前半戦を終えて地元へ帰還する前に、中継地の石垣島でも少し採集をしておこうと
思ったのですが、連日の雨。
数年振りに初夏のオモト岳に登りたかったのですが、少し先送りとしましょう。

石垣島のフタツメイエカミキリ。

おっと、違った。
こっちだ^^

今回は小型個体ばかりで数も居ませんでしたが、5年後の八重山定住時にはかつての採集品を凌駕する
超大型個体を採りたいものです。

(参考)
マンディブルが凄い大型フタツメイエカミキリ♂

友情出演は定宿のトム君でした^^
こいつもマンディブルが凄いな。

西表島から石垣島に戻りました(2017.6.1)

西表島での活動を終え、6月に日付の変わった本日、中継地の石垣島へ戻ってきました。
ここで数日過ごした後、一旦地元九州は熊本へ帰還します。
3月中旬から始めた一連の八重山遠征(沖縄本島にもちょっと寄りました)ですが、ここで前半戦の
終了となります。

当ブログではお馴染み。貨客フェリーでレンタカーと共に島を渡るの図^^
虫屋でこんなことを頻繁にやっているのはまあ、僕くらいなもの。
西表へ車で入るほどの長期滞在はとりあえず今年で一旦終了の予定ですが。


そして今遠征の後半戦は愛車をフェリーに載せ、奄美大島、次いで屋久島に入ります。
最終的に地元へ戻るのは8月に入った頃になると思います。

本日のおまけ。
今年は西表島でもなかなか採れなかったイシガキツツクビカミキリ。
もともと採り難い種類 ですが、虫の少ない今年は格段に厳しかったなあ。本年のは貴重品です。

ついでにコレ(イシガキフサヒゲカッコウ)も。
山中で何千回スウィーピングを重ねたことか。地道な採集作業の勝利です^^
これでフサヒゲ状のカッコウムシがすべて揃いました。いずれラインナップを写真紹介しましょう。

では本日はこれで。
石垣島でも何かブログ更新が出来ると思います。
雨が降らなければ、だけど。
(予報は連日雨マーク・・・)

西表島にも居るイシガキトガリバサビカミキリ(2017.5.30)

石垣島では北部の一部にしか居ないイシガキトガリバサビカミキリ。
ヘクソカズラという変なツル性植物をホストとし、昔からやや採り難いとのイメージがある種類ですが、
ここ西表島にも分布しています。
僕は昨年に生息地を見つけて採り始めましたが、今年も健在で楽しめました^^

西表でも分布は限られていて、山間部では採れず海岸に近い人の営み付近で確認出来るのも
石垣と同様です。
ポロポロ落ちてくる普通のカミキリではないのも同様。エエ虫です^^

今年は良い一画があり、昨年よりは数を確保出来たのが嬉しい点でした。
石垣島でも最近はあまり採れなくなってきたので、西表を離れるまでにもうちょっと採っておきたい
ものです。

あ、材も採っていこう。
ヘ(屁)クソ(糞)カズラ、臭いけどね^^

来年からはオキナワトガリバサビに挑戦です。

蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に) TOP