年一の阿蘇草原ナイター(2018.8.15) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

年一の阿蘇草原ナイター(2018.8.15)

別に年一回と決めているわけではないのですが、ここ数年はスケジュールの関係から大体毎年
一度となっている阿蘇草原ナイターに行ってきました。
そろそろ月齢が悪くなる頃、併せて台風15号の影響が出始める頃で、今月のナイター適期の
中では最後のタイミングの日でした。

蛾屋さんは別ですが、ほとんどの甲虫屋さんには「草原」においてナイターを行うという概念は
ほぼ無いのではないでしょうか。
草原とはいっても四方八方が草だらけというわけではなく、光の届く範囲にはもちろん疎林も
あるし、一部山肌が迫っている場所で行っています。よって多様な虫が集まってくるわけですね^^

でも、今年のマイポイントではあまり虫の発生が良くなく、多種・多数が集まるというわけには
いきませんでした。
その中で久々に多かったのがキイロゲンセイ、そしてツマグロキゲンセイ。


この辺り、かつこの時期にしか採れないのでせっせと亜硫酸ボトルへ。
ゲンセイ独特の悪臭@@が鼻につきます。
そしてゲンセイ採集で避けられないのが皮膚の水膨れ。体液が皮膚に付くと直ぐに水疱が出来て破裂、
これがまた痛いのなんの・・・

これなんか直径5ミリ程度の怪我なのでなんとか我慢できますが、直径数センチの怪我となると
もう悶絶するしかありません。カミキリモドキ類やゲンセイ類が大量に集まる際のナイターでは、
採集時は勿論スクリーン等の片付けに至るまで、よほど注意深くやらないと大怪我の元になります。
知らない人、多いだろうなあ。

1頭しか来なかったヒゲコガネ。うーむ、なんで何時も少ないのか・・・

草原ナイターでは初めて来たキノコゴミムシ(疎林があるからね)など。


他にも糞虫類(放牧王国なので)や水生昆虫(草原には水溜まりが結構存在する)、草原性蛾、
食葉性コガネ、カメムシ、ゴミムシなど環境に応じた虫達が集まりそれなりに楽しめました。
(撮影サボリました)

地元で暮らしていても忙しくてなかなか叶いませんでしたが、草原ナイターも周年実行、そして
ポイントの新規開拓もやらねばと実感しつつあります。

実行出来ても地元に戻る10年?後ですが^^

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

お問い合わせはこちらからどうぞ

  • Yahoo!ブックマークに登録する
  • はてなブックマークに登録する
  • livedoorクリップに登録する
  • newsingブックマークに登録する
  • del.icio.usブックマークに登録する
  • ニフティクリップに登録する
  • RSSを購読する

次の記事 »
前の記事 »
トップページへ » 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に) TOP » 甲虫(その他) » 年一の阿蘇草原ナイター(2018.8.15)