ササセマルヒゲナガゾウムシの羽脱(2012.6.23)
玄関の隅に置いている材箱の一つを何気なく見たところ、蓋の裏側に何か甲虫がへばり付いて
いるのが見えました。
「あ、ササセマルヒゲナガゾウ・・・ 出たんだ」
この時期に羽脱するとは思わなかったので、ちょっと意外でした。
本種は春の竹やぶのビーティングでたまに落ちてくるのですが、すぐ居なくなるのですっかり春の虫
だと思い込んでいたのです。
僕は大のヒゲナガゾウ好きで、九州~沖縄の大型種を中心に集めていますが、種類は多いものの
小型種が多いのがたまに傷なグループかなと思います。
そうした中にあって、ササセマルヒゲナガゾウムシは適当な大きさがあり、タケ類に付くという特異な
生態を持っているのが良いですね。
それにやはり何処にでも居る種類ではありませんし^^
この個体は昨年の冬、熊本市の裏山の竹やぶで幼虫を割り出していたものです。
春に成虫にならなかったので、来春に羽脱してくるものと思い込んでいました。
下はその時に撮った幼虫の写真です。
ゾウムシの幼虫らしく太い胸部および小さな頭部が特徴です。
怒らせるとプクーッと胸部を膨らませるのが面白いです^^
次は本個体が羽脱した竹材です。
幼虫の食い入っている「節」の部分を中心に15センチ程度にカットしてあります。
ビニールテープを内側から食い破って脱出したのが分かるでしょうか。
テープを剥がしたところです。脱出口はほぼ円形ですね。
その材を割ったところです。
節の部分を全体的に食べて、その近辺に夥しい木屑を詰めているのが分かりますね。
蛹室痕も残っています。
両端のティッシュはアリバチ等が入らないように詰めておいたものです^^
なかなか格調高いヒゲナガゾウです^^
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