カミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

今年も生存を確認、地元のトラフカミキリ(2024.7.20)

定点調査している地元のトラフカミキリ。
一画のクワの木は大小併せ遂に7~8本となりましたが、今年もなんとか発生してくれた様です。

久し振りに見た交尾ペア。

時期に地元に居れば必ず確認しに行きますが、さて何時まで姿を見せてくれるでしょうか。

二年振りの初夏のクロコブ(2024.6.28)

昨年はやらなかった初夏のセダカコブヤハズ九州山地亜種(クロコブ)を探してみました。
前回ほどは採れませんでしたが、深山の闇夜の徘徊は少しスリルのある楽しい一時でした。
立ち枯れの樹皮に留まる♂の姿を発見。

苔生した大木立ち枯れに居た大型♂。これはマイコレ確定だな^^

近年はなかなか大型個体が採れなくなった印象が強いですね・・・
今年は九州北部亜種も含め、秋にも頑張るかな。

イッシキキモンカミキリ新成虫を割り出す(2024.6.23)

イッシキキモンカミキリの幼虫が食害しているヌルデ立ち枯れを見つけました。
本種は成虫と幼虫が異なる植物をホストとするサペルディーニで、成虫がクワの葉を後食するのに対し
幼虫はヌルデ衰弱木の樹皮下を食害します。

イッシキ♀が産卵に来るヌルデは完全に枯れていてはダメで、衰弱して「枯れ」が進行中の樹皮が
未だしっかりと付着している木が選ばれます。幼虫が老熟する頃にはヌルデの葉は全て枯れ落ち、
樹皮も一部が剥がれて樹皮下の食痕を確認し易い状態になります。

未だ付着していた樹皮をベリッと剥がしたところ。甚だしい食痕が見えますがイッシキ幼虫の食痕は
中央の太い部分のみで、殆どは同様の食害様式を持つヨツキボシカミキリのものです。ちなみに
ヨツキボシの成虫はヌルデの葉を齧るので、成虫・幼虫いずれも同植物を食すサペルディーニとなります。

糞塊部分を取り去ると幼虫が材部に食入した跡が現れます。食入孔は木屑で塞がれており、これは
サペルディーニ共通の特徴です。

ではこの周辺をナタで削ってみましょう。この状態のヌルデはとても堅く削り難いのですが、中の虫を
傷付けないよう慎重に行います。

すると・・・
蛹室の中で羽化したイッシキキモンの新成虫(♂)が現れました。
独特の鮮明な真黄色の斑紋は未だ色付く前の状態ですね。


イッシキキモンのホストはヌルデと知られているし、♀が衰弱木に産卵しているシーン写真はよく見ます。
でも、こうして実際に材中の本種にまで迫った写真等はまず見ませんよね。
ここが当ブログの良いところ ← CM

他にも蛹室を作成中の老熟幼虫や蛹も確認しましたが、材があまりにも堅いためいずれも潰して
しまいました。丁寧さをちょっと欠いてしまいましたね。
ここが悪いところ ← (´;ω;`) 

なおイッシキ♀が産卵に訪れるようなヌルデ衰弱木には同時にマダラアシゾウムシがよく見られます。

ヌルデ樹皮下に写真のような多量の大袈裟な食痕を見ることが有りますが、これが当ゾウムシの食痕。
イッシキキモン幼虫の食痕と間違える人が多いのでご注意。

イッシキキモン成虫の活動期は主に7月ですが、早いものでは6月、生き残りや産卵している♀は8月
(本州では9月の記録もあったと記憶)にも見られ結構活動期は長いカミキリです。一般に活動期が短い
サペルディーニの中では珍しいパターンですね。
今回は材中で新成虫に加え蛹、更には蛹室作成前の老熟幼虫まで見れたことから、これらが順次野外に
現れるため活動期は長いんだなと確認出来て有意義でした。

九州(大分・熊本・宮崎)でのポイントはそれぞれ広くありませんが、あまりにも美しく採るのが楽しい
種類なので息の長い採集をこれからも堪能したいと思います^^

キュウシュウオオクボカミキリ(2024.6.13)

これも久し振りに採りました。
スウィーピングでネットに入ったキュウシュウオオクボカミキリ♀です。

発生初期で美しい。今となってはこれも珍種ですね。
こうした細々したものにはなかなか手が回らないけど、そろそろ本気で数を揃えるか。
材でも狙えるしね。

九州脊梁山地の得難いAsaperda(2024.6.9)

いよいよ九州南部が梅雨入りしました。これから鬱陶しい雨続きでフィールドに行けなくなる時期に
なりますね。暫くはゆっくりと老いた体を労わることにしましょう^^

さて、九州で最も得難いAsaperda(シナノクロフカミキリ属)と言えば大分・黒岳で2頭のみ
採集されているフトキクスイモドキカミキリになりますが、これは比較的採れている本州での生態も
ほぼ不明の訳の分からないシロモノなのでとりあえず無いことにします。

キクスイモドキ(九州周辺産は亜種)は一般に普通種扱いですが、1500メートルの高所近くとなると
かなりの珍、しかも上翅会合部の灰色線が消失した全身漆黒の一見キクスイモドキとは分からない
タイプとなります。

写真の様に脚が赤いので黒とのコントラストが異様ですね。地元の低山帯のビーティングで落ちて来る
キクスイモドキと比べると感覚的には全くの別種に見えるほどです。キクスイモドキ九州深山型とでも
言いたくなるようなオツなものでとても好みです。

なおこの型は最新カミキリ図鑑にも図示されていますが図版では黒と言うより通常の褐色に近い色合い
になっています。これは採集後時間が経ったビンテージ物ということでしょうか。同図版には相当に
黒いはずの下甑島産(僕も実際に採った際に「とても黒い!」と感嘆した)も図示されていますが、
写真ではそれほど黒味は強く出ていません。解説でも「「やや」黒い」とされていているのでこれも
経年退色によるものか、あるいは写真では「黒味」が出難いのかもしれません。

ゼフィルスの翅の黒色部分が経年で色が抜けて真っ黒から薄い黒・褐色に退色してしまうのと同様、
甲虫でも経年退色は有ると考えるべきです。図鑑解説などで標本のみを見て黒とか、やや黒いとか、
褐色とか、灰色など様々な表現で色の濃さにより分別されるケースが多々ありますが、年月が経つ
標本ほど色合いに関する取扱いには注意すべきでしょう。
まあね、そのことに気付かない、あるいは気にしていられないというのが現実ではありますね。
採った時の色合いと図鑑の写真が異なり戸惑うことは特に採集回数が多い僕なんかはよく在ります。

そして久し振りに採ったシナノクロフ九州亜種。


これはまごうことなき珍種で、かつて九州深山で伐採が行われていた時代は伐採枝のビーティングで
採れていたようですが、今の全くの自然状態で採るのはとても難しいです。
林内が暗いので光量を上げて撮ったため薄い色合いに見えますが、実際は関東等で見慣れた明るい型に
比べるとかなり黒っぽく見えます。斑点は大きく多量でエリトラの横帯は判別し難いです。

かつて関東の大学に進学した僕は高尾山にバイクで採集に行く折り、当時多摩丘陵で建設中だった
多摩ニュータウン(なんと今は既にゴーストタウン化しているとな!)の伐採現場でコロコロとたくさん
落ちる関東低山のシナノクロフにとても驚いたものでした。其処以外でも本種は各地で採れ、斑紋の
変異にも驚かされました。

なお僕はシナノクロフ九州亜種を材で採ったことが一度あります。此処では書きませんがとても面白い
生態(蛹化様式など)で、なるほど、だから本属の種は材から出ないんだなと思わせるものでした。
Asaperdaって分かり難いけど奥が深く本当に面白いですね。

今年は多数採集出来たムネホシシロカミキリ(2024.6.3)

各地でクワ畑が無くなって久しくなりました。養蚕は早くから廃れたものの、僕が高校生の頃は
地元にもかなりクワ畑が残っていました。今では見るのも難しくなったトラフカミキリはそうした
クワ畑へ行けばまだまだ普通に見られ、隔世の感を拭えません。

当時、珍品だったムネホシシロカミキリおよびキバネアラゲカミキリがクワ畑で採れることが判り、
高校時代に自宅から自転車でもなんとか行けるクワ畑へ通うこととなりました。僕のクワ依存性の
昆虫好きはその頃に醸成されたものでしょう。南の島などでも大した虫は居ないと分かりながらも
クワの木を見るとつい覗いてしまう病気に罹っています^^
昨年、悲しいことに畑脇に残っていた虎の子3本のクワ大木のうち、1本が老朽化のため倒れて
しまいました(泣)。

トラフはますます採り難くなりましたが、枯れた細枝が大量に供給されたことから久しく見なかった
ムネホシシロカミキリが何処からともなくやって来て発生してくれました^^
クワの葉を調べると、其処此処に葉を齧る懐かしい姿を見ることが出来ました。


時期的に未だ美しい個体が殆どですが、そろそろ破損し始めるものも居るようです。純白のエリトラも
ガサ付いてくるので今のうちに程度の良い個体のみを摘まんでいきましょう。

普段はキバネアラゲも居ないのですが、適当な枯れ枝が供給されたため今年は久し振りに本種も
採集出来ました。ムネホシシロやキバネアラゲは、クワ大木の上方の枯れ枝で細々と世代を繰り返し
ているのでしょう。普段は目に付きませんが、こうした好機に採っておかないと今度は何時お目に
掛かれるか分かりません。農家にとって不要なクワの木はこれまでもことごとく伐採され、虫屋にとって
悲惨な現状があります。今回が最後の多数採集のチャンスにならないことを切に祈るばかりです。

今回は、これも何時もはほぼ見なくなっていたクワゾウムシも多数目に付きました。南方の島々に行くと
各種のクワ科樹木にオキナワクワゾウは多いのですが、本土ではクワ畑の衰退とともにタダクワゾウは
採り難くなっています。本種も発生初期は白くて美しいのですが酢酸エチルで〆ると時間の経過につれ
黒ずんでしまう個体が多く出てきます。今回はムネホシシロと一緒に冷凍〆します。

今シーズンは思い掛けなくムネホシシロおよびキバネアラゲの両カミキリ、クワゾウを複数採集出来て
ラッキーでした。
これが最後となっても良いように美標本をしっかり作っておこうと思います。

阿蘇と低標高の「白」イタヤカミキリ (2024.5.21)

九州のイタヤカミキリはエリトラの茶色帯が白色に置き換わり、白と黒のコントラストが鮮明な
美しい型となります。かつて僕はこれをシロイタヤ(白イタヤ)と呼称し、今では殆どのカミキリ屋が
この名称を使っているようです^^
阿蘇近辺の赤紋が出るハンノキカミキリをベニハンノキ(紅ハンノキ)と称するのと同様ですね。

さて、この白イタヤも阿蘇周辺で採れることが知られますが、昨年僕はほぼ低地と言って良い
大河中流域のヤナギで発見、自然度の高い地域であれば低地にも白イタヤが産することを
確認しました。

(参考)昨年5月に低地の大河河川敷で発見したシロイタヤカミキリ

この平地の白イタヤ、発生時期は阿蘇の産地に比べるとかなり早かったわけですが、今年は
早くから注意していたところようやく採集確認来ました。
打ち所が悪く(虫体をダイレクトに叩いてしまったらしい@@)足が2本もげて瀕死の♂。

紛れもなく白帯パターンで白イタヤと称して良いものです。ただポイントのヤナギの数が少なく、
採集出来たのはこの1頭に留まりました。飛び離れた産地として少しは確保したいのですが
数が少ないので時間を掛けてゆっくり揃えたいと思います^^

一方、この時期の阿蘇では白イタヤは未だ老熟幼虫で過ごしています。時期的にそろそろ蛹室を
作り始める個体もいることでしょう。
阿蘇のポイントでヤナギの坑道内から取り出した老熟幼虫。かなり大型の♀になるものです。

坑道にお戻り頂いた状態。この後入り口にティッシュをきつく詰めます。

順調に蛹化、そして羽脱してね^^

熊本:天草島のケブカトラカミキリ(2024.5.12)

かつてケブカトラと言えば実質的に四国:室戸岬のナギでしか採れないという時代が在りました。
当然誰でもが採りに行ける存在ではなく、現地でも少ないのでカミキリ屋垂涎の虫でした。
ところが今から三十数年前に種子島の栽培マキで発生しているという情報を得て、GWに当時
暮らしていた東京から遠征を敢行、まあ満足出来る程度には採集出来ました。
手に取る本種は本当に「毛深」な虫で、愛らしい姿や動きに本種の虜になったものです。

暫くしてケブカトラは今度は鹿児島県:大隅半島へ移入、当時僕は大隅半島のカミキリの材採集に
通っていたことから(東京から大隅くんだりまでようやったわ^^)一早く本種を発見。
冬だったので材中で越冬中の新成虫を10頭近く割出し産地更新に喜びました。ところが本種は
更に北上、15年位前には今度は薩摩半島基部で「大発生」。ミカン畑の防風林として植えられた
大量のマキでそれこそ大量に採集出来ました。しかし甚大な被害に農家や行政側が動いた様で、
殺虫剤の散布等が行われたのかそこでの発生は一旦終息しています。

しかしあれだけタトウに並んでいた標本在庫が例により何故一桁しかないんだろう・・・ 
まあ本種の人気ゆえでしょうね^^

聞くところによると本種はその後、千葉県で「養殖」されたようですね。千葉では沖縄・奄美型の
アマミトラも養殖されており、そこまで本来の産地から「飛んで」しまうとどうも萎えますね。
「人為」が決定的だし、イワサキケブカとかなんとかゴマダラとか、なんとかクワのような
どーでも良い外産的な臭いがして殆ど食指は動かないなあ。

本種の新ネタは暫く途絶えましたが、昨年、僕の住む熊本で知人の記録が出ました。鹿児島から
熊本へ更に北上したことになります。其処でのマキは観賞用に僅かに植えられているだけなので
採集数は少なく、十数頭といったところでした。
そして今年になり、この5月に訪れた天草島で今度は僕がケブカトラを発見してしまいました@@

此処でも僅かなマキで発生しているため、採集出来た数は少ないものでした。
他のカミキリと同様にペアは交尾しながら移動、♀は♂を背負ったまま同時に産卵も行います。

日差しが強い時間帯は日陰側でジッとしています。

樹皮下の形成層を破壊しながら食痕がグルリと走ります。その近くに新しい脱出口がありました。

食された周囲が枯れて時間が経つと樹皮が剥げ落ち、食痕の様子が良く分かるようになります。

若木ならほんの数頭の被害で枯れ死んでしまうことも多く、そうした木が目立つようになると持ち主や
産業的に大量に植えられた場合は業者や行政側が動く、というパターンなのでしょう。
とりあえず地元のポイント2カ所のマキは趣味で植えられたものなのでホッタラカシにされており、
今後数年は楽しめそうです^^

屋久島(本来の産地)→ 種子島 → 鹿児島(大隅半島・薩摩半島)→ 熊本と、繋がった移動を
結果的に全て追い掛けたのは僕だけなんだよなあ。飛び離れた養殖場なんかには行かんけどね^^

タカサゴシロカミキリの蛹と新成虫(2024.5.9)

意外と分布は広い(らしい)のですが、あまり一般的ではないカミキリにタカサゴシロが居ます。
僕が以前暮らしていた奄美大島では割と普遍で、奄美でのホストであるサルスベリ(各所に多い)
を時期に掬えばポツポツとネットに入っていました。

しかしホストがノグルミに変わる九州以北では格段に目にする機会が減ります。まず、ノグルミが
少ない樹木であることがその大きな要因であるように思います。殆ど見掛けませんよねえ、この樹。
下の写真がノグルミ。特に特徴のある葉でもないので見つけ難いよなあ。
(ボンボン状の茶色の実が付いているのに注意)

ノグルミは僕の地元:熊本でも殆ど見ませんが、良い材が採れて今年は久し振りに羽脱タカサゴシロの
美しい姿を見ることが出来そうです。
樹皮下にシロカミキリ特有の食痕のある枯れ枝を少し割ってみると蛹室が現れ、蛹の頭部が見えました。


これが蛹室から取り出した蛹。シロカミキリなので前脚ケイ節が長く、頬杖を突いているようにも、
うらめしや~と言っているようにも見えますね(かつてムネホシシロの蛹でも言ったな、このフレーズ^^)。
GWも過ぎたので時期的に複眼が色付いてきています。

シロカミキリの場合、羽脱させると触角がやや伸び難いきらいもありますが、そこは上手く対処し、
久し振りに綺麗な標本を作っておこうと思います。例によってマイコレは崩壊していますしね^^
また、奄美などの南方系の群と、九州以北の群とではエリトラの斑紋がかなり異なるのでコレクションも
面白いですね。なお斑紋に併せホストも異なってくるので分類上の注意が必要かもしれません。

と、ここまで書いてノグルミの材箱を見ると既に2頭の新成虫が羽脱していました^^



やっぱ、羽脱させたシロカミキリは美しくて良いですねえ~。
次は何時良い材が採れるか分からないのでイッパイ出てね^^

全都道府県採集プロジェクト:愛媛県(フタスジカタビロハナ)(2024.5.1)

4月最下旬に僕にとっては初の採集地となる愛媛県へ行って来ました。
狙いはカミキリを始めた頃からの夢だった「四国のキマル(フタスジカタビロハナカミキリ)」です。
これは今後の虫屋生活における目標「全都道府県における採集(現時点での非採集地域)」の第一弾
として設定したもので、初の四国における採集経験にもなりました。

九州・熊本でカミキリを本格的に始めた高校生の頃、北方系で四国まで分布するが九州には居ない
数種類のうち、特にこの可憐なカミキリに強烈な印象を抱きました。早春の山奥にひっそりと咲く
ヤマシャクヤクの大きな花に来る・・・なにこの神秘的な種類は? どうして九州には居ないの?
当時、確かグリーンブックスのカミキリの採集等に関する巻に四国の本種について触れられた部分が
在り、本州でも勿論採れるがどうしても四国産を採ってみたいという願望がその時スリ込まれました。
キマルを初めて採ったのは20代後半頃の山梨県の富士林道に於いて。本州産にはその後も幾度か
出会えましたが、やはり四国産への思いはずっと残っていました。

一方、前段に述べた「全都道府県における採集」ですが、これまでに採集経験のある地域からは
四国四県がすっぽり抜けており、そうだ、四国の第一弾はキマルにしようと決めていたところでした。
採集場所は九州から四国へフェリーで渡る場合、到着港のある愛媛県に決定。
そして今シーズンにスケジュールが組めたことから、二つの願望が叶うことになった次第です。
ついでに言うと、車で九州から四国へフェリーで渡るのも楽しみにしていたので一気に三つの事が
楽しめた旅になりました^^

熊本市内から阿蘇を通過して大分を横断、フェリーで愛媛へ渡った後も松山の宿まで走る。
旅程の大変さというのも在りましたがそこはまあ割愛します。
キマルの採集自体は簡単で、ヤマシャクヤクの花を見て回るだけ。ただ大事なことは「頃良く」咲いて
いる必要があります。
行ってみてヤマシャクが未開花、あるいは花が散り落ちている、そのどちらも完敗となります。

現場のヤマシャクは満開で、花自体はとても綺麗。
次々に花を見て回りますがキマルは全く見つかりません。ヤマシャクの数は多いものの全てが満開、
あるいは散りかけで、正直少し遅かったかなあ。

それでも、居ました。教科書通りの姿ですね^^


ヤマシャクの数は多いものの株のある一画は狭いので一通り見て回ると数時間で終了します。
採集地での滞在時間は数時間でした。

今回得たキマルは僅か数個体でしたがそれでも十分に楽しめました。永いこと待ち焦がれていた
四国での春の採集が実現しましたからね。思いますがキマルっていうのは採集自体はさっと済ませて
後は春の雰囲気を楽しむ風物詩で良いんじゃないでしょうか。

一度行って現場の雰囲気は十分に把握したので、何時か時期を合わせて再度楽しみたいと思います。
次は大分のフェリー出航港・佐賀関の「関サバ」を堪能したり、愛媛だったら四国カルストも走って
みたいですね。時間が在れば別県のキマルを見たりカエデの花を掬ってみても良いですね。
コブ(セダカコブヤハズ)採りなら残りの3県も一気に回れそうだし。

四国の虫が一気に身近になりました^^

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