西表島のタマムシ2題(2016.5.26)
タマムシ類もとても少ない西表島ですが、これまでにこんな種類に出会っています。
まずは原生林内を徘徊していた時に見つけたオキナワムツボシタマ八重山亜種。
太さ5センチ程の半枯れ木にしきりに触角を突き当てながら動き回っていました。
産卵行動だったかも。
八重山種は少なく石垣島でもあまり採っていませんが、西表産を採集したのは初めてです。
次はクロヨナを掬うと採れるオキナワナガタマムシ。
あまり面白くないナガタマムシ類の中でも本種は特徴ある美しい種類で採集意欲が沸きます。
滞在機会が多い石垣島ではほぼ見ることがありませんでしたが、波照間島とここ西表島では
採り易いように思います。
ただ、やはりタマムシの常で居る木と居ない木ははっきり分かれるので、採集には発生木を
見つけることが第一条件ではあります。
あと、撮影はしていませんが海辺のハマゴウにはキボシフナガタタマムシが増えつつあります。
それと飛翔中のアオムネスジタマはたまに見ますね。
ホント甲虫の採り難い西表島、あれだけスウィーピングしているのにタマムシが徹底して入らないのは
見事ですらあります・・・
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。