屋久島高地でサツマリンゴに騙された話(2016.9.3)
屋久島で採るべきカミキリのうち、種単位としては唯一採っていないのがハイイロホソキリンゴカミキリ。
これまで高山帯でしか採れておらず、記録もせいぜい十指程度ではないかと思われます。
ヤクシマホソコバネ(ヤクネキ)との格闘の間隙を縫って高山帯にも幾度となく挑戦しているのですが、
なかなかお目に掛かれません。
やはり早くヤクネキ♀を片付けて(^^)、こっちに専念出来る状況を作らなければならないなあと
ひしひしと感じているところです。
で、今年の屋久島。
いつものように僕は高山帯でほとんど何も入らないスウィーピングに勤しんでいました。
屋久島の高山帯はツガやヤクスギの超巨木が乱立するとても雰囲気のあるところです。
木々の掬い網に疲れてきた時、ネットの底に待ちに待ったリンゴカミキリの姿を見出しました。
「やったかっ!」
でかいなコイツ、と思いながら覗き込むと・・・
「なーんだ、サツマリンゴじゃん(泣)」
高地帯のリンゴと言えばハイイロホソキ、というイメージが染みついていたのでガッカリ感が
ハンパありませんでした。
恐らく、このサツマリンゴは低い場所から上昇気流によってたまたま運ばれてきたのでしょう。
余談ですが、こんな感じでヤクネキなんかも高山帯でヒョコッと採れてしまうことがあるかもなあと
思った次第。
ま、ハイイロホソキリンゴもいずれ片付けてやるわい、と気持ちを切り替え改めて捕獲を誓った
ところでありました。
おまけ。
同所のスウィーピングで入った屋久島名物の真っ黒なオオヨツスジハナ。
中山帯にも居ますが、屋久島では高山帯の方が採り易いイメージです。
ヤクシマヨツスジハナと同様、近年あまり採れなくなったなあ。・・・
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