チャイロヒラタカメノコなど、奄美の面白いハムシ数種(2017.6.22)
二年前に2頭落っことして以来手にしていなかったチャイロヒラタカメノコハムシ。
今回は既に二桁を得、リベンジに成功しています^^
ホストのクチナシの葉にチョボチョボとした食痕を付け、その近くに鎮座する本種。
個体数は基本的に少なく、居たとしても1本の木に1頭しか見られないケースが殆どです。
丸っこい種類が多いハムシの中では際立った造形美ですね^^
今の奄美は雨ばかりなので、葉っぱの裏面で雨宿りをしている個体が殆どです。
下から見上げたところ。写真中央に注目。
幸い今年は発生の良い林道を見つけられたようなので、勉めて個体数を確保しておきたいものです。
この仲間の収集も着々進行中。来年沖縄本島でキイロヒラタカメノコをたーくさん採れば完遂。
クロカメノコハムシなどを加えた垂涎のコレクションが完成します^^
(後日追記分)
もちろん奄美にはアカヒラタカメノコハムシも居ます。
ショウベンノキの葉の表面をがっついている奴^^
面白い生態写真が撮れました。横方向に食うんですね。
そして。
初めて南西諸島で落ちてきて驚いたヨモギハムシ。
しかもヨモギなどの草本からではなく、樹木から複数落ちたのでさらに驚いた次第@@
知人のハムシ研究者によると、染色体から一般のヨモギハムシから分けられるようです。
引き続きホストや生息環境などの調査を重ねる予定です。
ある植物から複数落ちてきたアマミカバイロハムシ(奄美特産種)。
南西諸島には稀な大型美麗種で僕好み。かつてオーストラリアで多種類を採ったユーカリハムシの
類に質感がそっくり。
これもホスト不明だったようで追加調査中。
とてもブライトで美しいアオバヒメハムシ(奄美特産種)。
これもホストを発見出来たようです^^
ハムシもなかなか面白いですよ。
やらない手はありません^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。