11月1回目オークション出品(11月5日落札)から(2017.11.3)
ここ暫くの九州、日中はポカポカというより半袖でも未だ過ごせるほどの日和が続いています。
ただやはり朝晩は気温がちょっと下がり、1日の中で寒暖の差が大きい時節と言えますね。
これがいわゆる「季節の変わり目」というやつなんでしょう。
そのせいか、僕はちょっと鼻風邪気味で小さな咳も出るようになりました。
冬本番の前に本風邪をひかないよう気を付けたいものですね。
さて、11月に入り今月1回目(第一週分)のオークションに係る出品中です。
何時ものように10点のご紹介です。
屋久島産ヤクシマトゲウスバ♀
屋久島亜種は初めて出品するかもしれません。ナイターで飛来したもので、今季出品出来るのは
本個体のみです。
熊本産マルクビケマダラ♀
かなり乾燥した枯れ枝から羽脱したものです。九州産の標本は全く一般的ではなく、まず表には
出てこないと思います。関東辺りの個体群と比べると明らかに毛並・雰囲気が異なります。
石垣産ムネモンウスアオ♂
尾根筋のヤンバルアワブキの葉を後食していたもので、キズが無くオススメです。今季唯一出品出来る
個体です。
屋久島産ヤクヘリウスハナ・ペア
高山帯のタンナサワフタギ枯れ枝より羽脱したもので、黒化度はそこそこ高いです。
屋久島産クロキボシ・ペア
屋久島のクロキボシはキボシカミキリ類の中でも得難い亜種です。
今回はキボシカミキリ5亜種を同時に出品しておりいずれも大型個体をチョイスしています。
熊本産オオムツボシタマ♂
近年の九州では全く採れていませんでした。数十年ぶりに若干数が採れたもので、価値を測りかねる
大珍品と言えるものです。在庫極少で今後出品出来るか不明です。
種子島産ハラビロハンミョウ・ペア
本種は特に群生する習性が強いようですが、種子島では一箇所でしか見られませんでした。
ハンミョウ類の中で最もマンデブルが発達するカッコイイ種類です。アセトン処理済。
インドネシア・スマトラ島産カルナルリモンアゲハ・ペア
僕は2000年代初頭の3年間シンガポールに滞在しており、現地標本商から各種標本を多数購入
しています。本種も含め大好物のアキリデスは多種多数購入し散財しました・・・
タイ産美麗昼蛾セット
これら外国産標本在庫の殆どを、今季までに売り切るつもりで出品していますので必要な方は是非
お早めにお願いします。完売の種類もかなり出てきています。
インドネシア・Tanah Masa島産蝶50頭A-~A’
こうした辺境地のバルク物は結構面白いと思います。標本が古いこともありますが、毎回数点は
出品しているバルク物は全て採算度外視の出品価格です。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。