今年は極めて不作、ヤクチャイロヒゲビロウドカミキリ(2019.8.5)
一回休んだあとは、今季屋久島でのちょこっと成果の第四弾です。
今季屋久島での7月下旬の狙いの一つは、やはり高山帯に潜むヤクチャイロヒゲビロウドカミキリ
でした。
ただ、他の昆虫と同様に本種も極めて少なく、とても採ったとは言えない貧果に終わりました。
なお梅雨明け後の屋久島は全く雨が降らず、7月中旬過ぎまでの連日の雨が何だったのかと憤慨
させられるほどで、お湿りが全く無くなってしまった林内での採集が困難を極めるのは簡単に
想像出来ました。
でも一応、今期ラベルの特大ペアはキープしましたよ(汗)。
これら以外は触角の切れたものや小型個体が幾つか採れたのみ。
昨年は成績がかなり良く、それなりのコレクションを確保していたため大事にはならずに済んだ
感じで、それが無ければさらに屋久島高山帯での修行が続くところでした。
それぞれ♂と♀の拡大。♀は特大いま一歩かな・・・
いやはや、本来ならヤクチャイロヒゲの何倍も採れるはずのタダビロウド(屋久亜種)やニセビロウド
でさえも今年は二桁いったかどうかという大惨事でした。
連日高いガソリンを費やし時間を掛け、高山帯まで行ってビロウド・ゼロ(さらにコブヒゲ・ゼロ)を食らうと
意気消沈、再起不能となります(もうイヤ、こんな生活・・・)
来年からもうコレをやらないで良いと思うと、重い呪縛から解放された気分です。
ということで、昨年はある程度の本種の放出が出来ましたが今期はほぼ出せず、来年以降は基本的に
高山帯での採集を積極的にしないのでお含みおきお願いします(一部の方々へ)。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。