奄美大島の紅葉? トラカミキリ類の幼虫の食痕(2019.12.25)
今日はたまたま、世間ではクリスマス当日の12月25日。常夏の東南アジアでの、あるいは季節逆の
オーストラリアほどではありませんが(僕はこの両方体験している。住んでいたから^^)、やはり
ここ奄美大島での温かいクリスマスには少々違和感がありますねえ。
違和感と言えばこういうのもどうでしょう。
奄美大島における「紅葉」です^^
これは本土ではとっくに落葉しているアカメガシワですが、こちらでは一冬をかけてゆっくり変色、落葉
していきます。昨春の例では春になって気付いてみると何時の間にか丸坊主になっていたという感じ。
直後に新芽が出て来るんだけどね。
今の山肌を見ると色付いている木々はこれを含むほんの数種。まあ、照葉樹林に「紅葉感」を求めるのが
無理ってもんでしょうね^^
そんな中で採集した枯れ枝の断面。
いずれも山ん中の倒木や立ち枯れから切り出してきたものですが、断面に見える楕円形の食痕の主は
大体がトラカミキリと思しきもの。簡単に言うと、トラカミキリが入るには「堅く枯れる」ことが必須。
この位の大きさだとハズレでフタオビミドリトラ、アマミトラ、やや良いものでアマミチビトラ、アマミ
トゲヒゲトラといった辺りでしょう。クスノキ科は採っていないので、一つ前の記事で紹介した
フーケントラは混じっていません。
何故か不思議なことに30~40年位前にはそれなりに居たアマミウスグロトラやアマミキイロトラ、
カギモンミドリトラ、そしてケズネチビトラといった面々が今の奄美では全くと言えるほど採れません。
山に通っていて普通種のヨツスジトラ、フタオビミドリ、アマミトラすらほとんど見ない状態なのですから、
正直何か良からぬ事態が進行しているような気もしています。
伐採が全く無いから、と単純に片付けられる問題では無いように思うんですね。
いずれにしても、何か良い種類が混じっていると良いなあ。
(奄美にはそんなに長居しないし)
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