コバルトヒゲナガコバネ等、春物カミキリが続々羽化(2020.3.13)
奄美でもここ暫くの最高気温はせいぜい20℃程度で、少し山手に入ると3~4℃は低下します
よって野外ではまだまだ春物昆虫は望めないタイミングですが、自宅内で管理している材からは
一足先に春のカミキリ達が羽化・羽脱しています。
今日は、少し前に紹介したフーケントラとアマミズマルトラ以外の幾つかの種類を載せます。
コバルトヒゲナガコバネカミキリ♂
早春に出現する名称からしてシンボリックな著名種で、エリトラはやや暗いながらも意表を突いた
コバルト・ブルー。
有名過ぎることもありサラッと流されてしまうことが多いですが、どうしてどうして結構な難物です。
奄美に来て採集の大変さに気付きましたが、何よりホストのカラスザンショウが奄美では少ないことが
採り難さの第一要因でしょう。
シバタアラゲサビカミキリ♂
アカメガシワの枯れ枝から羽脱したもの。春のみに少数が発生、採り方が分からないと出現期がとても
短いこともあり目に触れる機会がまずありません。
リュウキュウクリイロシラホシカミキリ♀
本土の近似種(クリイロシラホシ)の幼虫はミズナラ等の大木の厚い樹皮コルク層を食べていると
言われますが、本種の食性は全く違うようで、地面に落ちていた広葉樹の枯れ枝から蛹を得ました。
林内で材採集中、樹種不明のやや古い枯れ枝(直径5cm、樹種不明)を割っていたところ、翅芽が
色付いた小さな蛹が出てきました。
どうせ何か普通種だろうと思い無造作にケースに入れていたところ本種が羽化して驚いた次第。
簡単に出るとは思いませんでしたからね。蛹の写真、撮っときゃよかったあ(泣)。
ほかにカサハラツヤケシハナやシマトゲバ、オオシマハネナシサビ等の普通種も羽脱し始めており、
我が家は一足先に既に「春」と化しています^^
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