シルビアシジミの若齢幼虫回収中(2012.11.29)
この秋に人工採卵を行なった熊本産シルビアシジミ。
既に全てが孵化し、最も成長が早い幼虫は体長3ミリほどに成長しています^^
でもその成長スピードの遅いこと@@
まあ、この時期なので仕方ないのでしょうけど・・・
写真は食い尽くされたミヤコグサから、ポットに植え込んだシロツメクサに若齢幼虫を自力で移動
させているところです。
若齢幼虫は余りにも小さいし、何処に隠れているか分からないので、回収にはこうした手段を取るしか
ありませんでした。
元々母蝶が産卵したミヤコグサの残骸です。もう可食部分が全くありませんね。
このメインの鉢の若齢幼虫はもう殆ど拾い上げ済です^^
予備で作っていた小さな鉢でも同様の作業をしています。
こちらからは全く回収していないので、あちこちの葉上に若齢幼虫の姿が見えます^^
葉の表面から舐め取るように葉肉を食し、透明の薄皮を残しているのがよく分かりますね。
メインの鉢から一足先に回収した幼虫達です。
まず、引き続きシロツメクサを与えているグループ。
そして、回収と共にインゲンマメに切り替えたグループです。
成長スピードの違いを確認しようとしているのですが、今のところ、両者間での差はほとんど無い
ようです。
総じてインゲングループの方がちょっとだけ大きいような気がする程度かな。
でも、もう少し早く大きくなってね^^
そうじゃないと、来年2月までに展翅が終わらなくなっちゃうから。
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