虫の断捨離思考に役立つ図鑑(2020.11.13) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

虫の断捨離思考に役立つ図鑑(2020.11.13)

奄美大島はここ暫く「秋~冬の嵐」が吹いています。奄美に来て知ったのですが、こちらでは
秋から冬にかけて台風とまではいかないが結構な強風が吹く日が多く、それも1~2週間続くことが
珍しくありません。しかも曇りの日が多く、気分が滅入ります。
数日穏やかな日が続いたかと思うとまた強風の日々・・・というサイクルで春になるという感じ。

春めいてくると強風は無くなりますが、僕の場合、この時期に何もかもヤル気が無くなるという
3年間を過ごしました。奄美の春~夏は好きなのですが、どうも後半の半年間が耐えられませんねえ。
せっかく住民票まで移したのに短期間で去ろうとしているのもこれの影響が大きいですね。
それはそうとして。

さて、今進めている頭の中での虫の断捨離。
若い頃は興味の幅が広く、何でも採ったり集めたりしたかったものですが、さすがにこの歳(アラ還)
になると現実が見えてくるものです。

残された人生を考えると「さすがにこれは出来ないよな」とか、「これだけはやっておきたい」など
曖昧だった昔とは違い随分と考えがまとまってきています。
そうした思考に大いに役立っているのがこんな図鑑。
「小学館の図鑑NEO昆虫2」。定価2千円なり。

子供用の図鑑と侮るなかれ。
ドラえもんと楽しむDVD付き・・・なんて言うけど、最近のこのテの子供向け(?)図鑑は全く無視出来ない
ものとなっています。
それぞれの虫群のカバー範囲がまるでコレクター視線で、昔の子供向け図鑑のような単なる
身の回りの虫とかでは全くないのです。

各協力者に各分野の最も魅力的な虫をフィーチャーしてくれというコンセプトで作っているんだろうから、
自ずとこうした体制の図鑑になるんでしょう。虫の魅力を伝える図鑑に限っては大人向けも子供向けも
無いってことなんでしょうね。
こんな所からも僕の持論「大人虫屋=子供」という証拠がアガッてきます^^
これ以上は詳しく触れませんが、近頃の図鑑類は大人用なのか子供用なのか、線引きが曖昧になって
きているなあと思うことがよくあります。 

パラパラめくって「これは集める」、「これはやらない(いらない)」、「時間・金があればねえ」など
視覚的に今の自分の興味の全体像を改めて知ることが出来ます。

カミキリだけとか、蝶だけとか、日本産ナニナニだけとかいう人には何のことか分からないと
思いますが、究極に虫を楽しんでいる虫屋(特に老齢の)には身に沁みる話だろうと思います。

ナガサキアゲハとかアグリアス等で項目を作るって、完全にコレクター目線になっている。
作る側が子供向けという視点では迷走しているような気がします。
制作側としてはキンキラのものを詰め込まないと豪華(な本)には見えませんしね。

それも、ともかく。
虫の断捨離、加速中・・・

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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