チグハグな天気に怒り心頭。ゾウムシらしからぬゾウムシでも・・・(2013.6.17)
本当に梅雨なのか? とツッコミを入れたくなるほど全く雨が降らなかった石垣ですが、数日前に
沖縄地方の梅雨明けが発表された途端、思い出したように雲が広がって雨模様に。
そのせいか気温もグッと下がり、日中も涼しいくらいで全く汗をかかない状態。
これでは虫採りにはことのほか不都合です。
今日も空一面に雲が広がっており、久し振りのオモト登山をやるか迷いますねえ。
月齢が悪くなったナイターも低温、強風が加わって全くの不調。
もういちいちは書きませんが、春先からのこのチグハグな天気にはどれほど苦しめられてきたか・・・
天気予報もいつもウソばっかだし。
天を仰いで怒り心頭の極みですなあ。
まあ、神様がやることに文句を垂れても仕方無いんでしょうね。
気を取り直して今日の虫の話に入りましょうか。
ゾウムシと言えばあまり人気が無いグループですが、タレント性のある種類が少ないのも人気の薄い
一因でしょう。
八重山になるとその特徴がさらに顕著で、大型で魅力のある種類というのは極めて少ないですね。
枯葉や枯れ木を叩いたりするとゾウムシそのものはそれなりに落ちるのですが、黒くて数ミリという
ものが殆どで摘み上げる気にはなかなかなりません。
そうした中でビーティングネットに落ちると、オッと手が伸びる種類も幾つかはあります^^
あれ、何か小さな石ころみたいなのが落ちてきたぞ・・・
ひっくり返すと・・・
ウンモンヒゲナガゾウムシでした^^
大変おっとりした中型のヒゲナガゾウで、瞬時に飛んで居なくなるこの仲間の小型種とは違い
逃がすことがまずありません。
こちらはクワ科の植物からたまに落ちて来るヒラヤマメナガゾウムシ。
ゾウムシらしからぬピンキーな明るく美しい配色ですが、これは蝶の鱗粉のようなものが薄く乗っている
だけなので、擦ると直ぐに取れて汚い個体になってしまいます。
(だから図鑑の例の汚い個体では同定できない^^)
ですので、本種が採れたら出来るだけ触らないようにフィルムケース等に素早く個別に入れ、単独で
毒ビンで殺虫する必要があります。
綺麗な標本を極めて作り難い種類です。
割と大型ながら動きは俊敏で、スキあらば直ぐ飛んで逃げようとするのでご注意を^^
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