増えた?タテスジドウボソカミキリ、減った?ホソスジドウボソカミキリ(2013.5.28)
本土には一種しか居ませんが、南方に来るといわゆるドウボソ系のカミキリが割と居ます。
石垣で見られる最も普遍的なドウボソ(Pothyne属)がタテスジドウボソカミキリで、特に北部に多く
主なホストと思われるススキや雑多な枯れ枝をビーティングするとよく落ちてきます。
触角の長い大型のPothyneで、最初の頃は落ちる度に大喜びしたものです。
ススキの葉に留まったタテスジドウボソ。
ビーティングネットに落ちた本種はよく見ますが、普段はこんな感じの生態なんですね^^
このタテスジドウボソ、今回はことのほか個体数が多く、石垣に行き始めた頃に比べるとかなり
増えている印象を受けています。
石垣では本種の勢力が相当強いため、イマサカドウボソやシロスジドウボソが少ない(少なくなった)
のではないかとも考えています。
一方、かつてタテスジドウボソ並みに居たホソスジドウボソカミキリは極端に少なくなりました。
本種は他のドウボソ系と異なり唯一Hyllisia属のカミキリで、ススキを叩くと前種と一緒によく落ちた
ものです。
タテスジドウボソと異なりススキ以外の植物からはまず落ちることはなく、一元的にススキに依存する
種類と思われます。
このホソスジドウボソ、今回は何故かほとんど採れないのです。
石垣だけではなく、同様に与那国でも全くと言って良いほど採れなくなったのでちょっと心配です。
ススキ依存性のカミキリとしてはかつて死ぬほど居たシロスジトゲバカミキリが全く採れなくなった
例もあることから、今後注意すべきと考えています。
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