冬景色の阿蘇へ、カミキリの材採りに(2013.12.8)
冬晴れとなった本日、久し振りの採集に行って来ました。
場所はよく出向く阿蘇のマイフィールド^^
目的は幾つかあったのですが、一つは本年度の南虫クラブメンバーへの年末プレゼントである
某カミキリ2種の材採りです。
もうこの時期の阿蘇山は全山が冬枯れの状態。
基本的に草原の山なので枯れた芝生が敷き詰められているように見えますね^^
目的の材の一つ目、最も安易なポイントに寄ってみると、やはり今年もある理由で殆ど発生無し。
うん、この場所には今後暫く来る必要は無いな。
ここはある人が毎年来ているようで、今年も意味無く木をボキボキ折った跡がありました@@
今は殆ど発生が無いんだからそんなことしても、ねえ。
何故今は採れないか、よく考えて別の行動を取った方が良いのになあ。
直ぐに場所を移動して不動のベストポイントへ行くと・・・
居た居た^^
ちょっと見渡すと幾つかの新しい食痕がポンポンと見つかります。
既に蛹室を作り、前蛹で越冬体制に入っています。
もう活性が無いので今採っても来年の羽脱まで問題はありません^^
30分程で必要数を確保、次のカミキリ材のポイントへ向かいます。
その途中、行き掛けの駄賃(^^)とばかり、オオムラサキの幼虫を探してみます。
うーん、今年も少ないなあ。
来年も飼育出来ないし(この理由はいずれ・・・)、時間もやたら掛かるのでとりあえず10頭で打ち止め。
で、第二のカミキリの材ポイントに着いてみて仰天@@
林道脇の拡張でお目当ての植物がかなり伐倒されています・・・
虫のポイントってなかなか無傷で有り続けることは難しいんですよねえ。
まあ強い植物だから多少のイジメにはビクともしないんですが。
根っこはしっかり残っているから数年後にはまた元気な姿を取り戻すでしょう。
必要数もなんとか確保出来ました^^
朝ゆっくり出て、阿蘇をぐるっと回っても午後4時には帰宅。
嗚呼、好採集地が身近にあるシアワセ。
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