ヤノヤハズカミキリの羽脱小ピーク(2014.6.13) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

ヤノヤハズカミキリの羽脱小ピーク(2014.6.13)

今日は朝から断続的な雨。それにやたら涼しい風が吹いています。
一昨日あたりから気温が下がり、今日などは本土で言う「梅雨寒」に当たるような感じ。

久し振りにようやく邪魔者(虫屋を追い出し隊=僕命名^^)が居なくなったオモト岳にも登りたいところ
なのですが、今はシャワーを浴びに行くことと同義になるのでなかなか実現しません。
去年の今頃は空梅雨だったので頻繁に登れたんですけどねえ。

・・・・・・

さて、気を取り直して^^

それほど珍しい種類ではありませんが、やや存在感がありビーティングネットに落ちると嬉しくなる
カミキリの一つにヤノヤハズカミキリが居ます。

本土域の枯竹の中で成虫越冬することで有名なハイイロヤハズカミキリの近縁種で、この二種のみで
我が国のNihosana属を構成します。同属の食性は世界的に見ても多岐に渡るようで、ヤノヤハズは
もっぱら幼虫がスダジイの枯枝の中で育ちます。
成虫もシイ枯枝のビーティングで落ちてくることがほとんどですね。

従来は5月初旬までに新成虫の発生が終わり、あとはスレながら数を減じていくと思っていたのですが、
今月10日前後に与那国および石垣双方の材から5頭ずつが羽脱し、今の時期にも一つの発生ピークが
あることが分かりました。

これは石垣島で4月にシイ枯枝から落ちてきた個体。
八重山のカミキリは意外と種類数が少ないのですが(春は特に)、その中にあって比較的大型で
手応えを感じる種類なんですよねえ。

なお島毎に変異が見られ、例えば沖縄本島産と八重山産はほぼ確実に分けることが出来ますし、
与那国産と石垣産でさえちょっとした違いがあります。

今回の集団的?羽脱を受け、材を割ってみると羽脱間近の成虫を幾つか確認出来ました。
これも石垣産。

複眼やマンディブルが色付いてきている蛹。
やや長細く特徴ある蛹です。

このほか幼虫および食道坑等も確認出来たので、今後は食痕や幼虫・蛹での同定も可能となり
大変有意義でした^^

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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