低山帯のレインボーセンチコガネ、まあまあの発生(2017.10.17)
ここ数日の九州は雨が続くと共にぐっと気温も下がり、めっきり秋が深くなった感じがします。
今後一週間の天気予報も雨と曇りマークばかりで最高気温も20℃ちょっと。
このまま冬へまっしぐら、なのかしら・・・
天気が崩れ気温が下がる直前、熊本市西部の低山帯(標高150~200m程度)に仕掛けたレインボー
センチコガネのトラップを回収してきました。
結果はまあまあ。どっちかと言えば良かった方かな^^
これが九州本土域におけるレインボーセンチの最西端個体群とも言える面々。
かなり変わっていますよ^^
彩りとしては青と紫、そしてそれらの混合色のみですが、面白いのはツートンの割合が比較的多いこと。
前胸と小楯板が青、エリトラが紫という組み合わせのツートンが結構発現するのです。
ツートンは最美群も含め山地帯のカラフルな「真正」レインボーセンチには殆ど現れず、上記の色の
発現パターンは今のところ熊本市西部におけるこの一画の特徴なので結構貴重と思います。
そしてもう一つの特徴は、山地系に比べ押し並べて一回り大きいこと。
と言うか山地系レインボーセンチが一般的に小型の傾向なのでかなり大きく見えてしまうのでしょう。
色も大きさも様々なレインボーセンチ群。
それぞれをマウントして並べると、とっても「ナイス」なコレクションが出来上がるわけです^^
奥が深くて未だやり切れていませんけどね。
今月の内に天気と気温が好転したらもう一度、これまでやっていない気になっているポイントにトラップを
仕掛けてみようと思います(もちろん低地)。
さてはて、其処のセンチコガネはレインボー群と言えるのか、それともタダセンチの範疇か・・・
レインボーセンチの探求は、いつまで経っても終わりそうにありません。
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