特定の場所からのみ見つかるミツテンコメツキモドキ(2014.6.4)
本土では東海辺りまで梅雨入りしたそうで、九州では強い集中豪雨に注意報が出ているようです。
一方、梅雨真只中であるはずの石垣ではほとんど強い雨が降らず、今日などは雲一つ無い青空が
広がっています。
本当ならオモト岳へ夏物カミキリ等の採集に行きたいところですが、今年はアサヒナキマダラセセリ
関連の昆虫採集全体への風当たりの強いパトロールごっこ^^がまだ続いており、無用のトラブルを
避けるためあと5日位は登頂しない方が良いようです。
今日は午後から北部地域へその近辺でしか採れない数種の特産的なカミキリ達をはじめとした虫を
採りに行ってきました。
北部へはこのところ数回通っているので、各種の虫の発生状況も大体分かって来ました。
特筆すべき種類については今後順次紹介していきたいと思います。
さて今日の本題は、コメツキモドキ科ではニホンホホビロコメツキモドキに次ぐ大型種である八重山特産の
ミツテンコメツキモドキです。
僕は秋~冬場を除き石垣で相当回数の採集を行っていますが、これまで本種を採集出来たのは
ある場所の一画に限られます。
会社員時代はGWに、昨年からの長期遠征では5月上旬から中旬に掛けてその場所のみのビーティング
あるいはルッキングでしか採ったことがありません。
その場所とは、ここ。
名前は分かりませんが、ある植物の葉裏です。
逆光で見難いので裏返して撮影したのが下の写真です。
間違いなく多量の糞をしているのですが、この植物自体を食べているのではないようです。
葉っぱに大きな穴が空いていますが、これはこの虫の食痕ではありません。
実はこの草本は辺りに相当あり、こうしたハデな食痕は全てにたくさん付いています。恐らく蛾か何かの
ものでしょう。
この植物を片っ端から叩いていっても、ミツテンコメツキモドキはその場所(1メートル四方位)からしか
見出せないのです。
この理由はまったくもって分かりません。
場合によっては一枚の葉裏に二頭が居る場合もあります。
超普通種のタイワンツヤコメツキモドキは各地の雑多な枯枝や枯葉から幾らでも落ちて来るのですが
本種がそうした環境でビーティングネットに落ちたことは一度もありません。
逆にタイワンツヤがミツテンのように生きた植物から採れたこともありません(個体数が多いので
偶然居たと思しき個体が落ちる場合はある)。
うーん、不思議。この生態の詳細が分かる人はいるんだろうか・・・
これは何処にでも居て数も多いタイワンツヤコメツキモドキ。
なお図鑑によると、3黒点のうち中央黒点が消失する場合があるとのことですが、僕はこれまで
中央はおろか全ての黒点が消失したタイプしか採ったことがありません。
コメツキモドキの分類やバラエティには全く詳しくないのですが、これは本当にミツテンコメモドで
良いのかな?
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。




