クワに依存するクワゾウムシ(2012.7.2)
あまり注目されませんが、クワ畑の減少とともに採り難くなりつつある虫にクワゾウムシが居ます。
大型の白っぽい美しいゾウムシで、クワの葉や幹を丹念に見ていくと発見できます^^
こうした特定の木に付く虫はその生態を知らないとなかなか出会う機会がありませんよね。
産地では珍しくないゾウムシですが、本種に出会ったことのない虫屋さんもきっと多いことでしょう。
現にいろいろなサイトを見ると、ちょっと似たシロコブゾウムシがクワゾウムシの名前でよく写真が
アップされています(汗)。
シロコブゾウは様々なマメ科植物に付く極めて普通の種類で、ビーティングやルッキング等を
しているとイヤと言うほど目にするゾウムシです。
木本のマメ科植物の幹にもよく留まっているし、阿蘇の草原ではクララ等の草本類にも多くが
見られ全く節操がありません@@
まあ、国内最大級の異形ゾウムシなので見栄えはするのですが・・・
下の2枚は5月の阿蘇で撮ったクララに留まるシロコブゾウです。
スッキリした体型のクワゾウに対し、ゴツゴツしているのが分かりますね。
一方、クワゾウムシはやはりクワにしか居ないのでちょっと格調高く感じますね^^
熊本県でも特定の場所ではまだまだ見る事は出来ますが、そこのクワの木が無くなれば
一転して探し難いゾウムシになってしまいます。
ただ、その近くのイヌビワ(クワ科)でも1頭目にしたので、たとえクワの木が無くなっても
それで生息し続けることが出来るのかもしれません。
毎年クワ畑跡地で少しずつ採集を楽しんでいますが、これはずっと続けたいなあ。
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