西表のジャングルで!(2014.12.24)
5月中旬、ベニボシカミキリのベストシーズン。
僕は西表島のジャングルの中で新たな巨大立枯れを求めてさまよっていました。
ヤマビルの襲来や幾らヘトヘトになろうとも、ベニボシのためなら何のその。
今日何度目か分からない次のヤブを掻き分けて林内に入ったとき・・・
7~8メートル先の木の枝ぶりが何かおかしいことに気付きました。
ん?
!!!
あわわ、やめてよ、そんなの・・・
何か分かりませんか?
では少し画面を明るくしてみましょう。
正面中央にダブルS字状の物体が浮かび上がってこないでしょうか。
2メートル半はあろうかという超巨大なサキシマスジオです。
毒蛇では無いもののジャングルの中でこんな場面に遭遇すると、採集欲も一瞬で冷めちゃいます(泣)。
近寄って見上げたところ。
うわあデカイなあ・・・ 気色悪う。
しかし、こんなデカイ奴がどうして自分の胴回りよりも細い木になんか登ろうとしたんだろうか?
上空で獲物の臭いでもしたのかしら・・・
いずれにしても沖縄各島には毒蛇もいるだけに、足元はもちろん頭上にも常に注意を怠れません。
ハブ類だって木に登るのですから。
これで南の島に行きたくなくなった人もいるんじゃないかしら。
見ていると、90度真上であろうが細い枝だろうが、スイスイと動き回り全く不自由さを感じさせません。
あれだけ大きいと体重も相当なんだろうけど、余程筋力が発達しているんでしょうね。
でもニョロニョロしたものが嫌いな人は、こんなもの見たら一瞬で凍り付いちゃうだろうなあ。
木の上のヘビは侮れませんよお。
頭上のヘビを見つける自信の無い人はジャングルに入らない方が良いかもなあ。
(と脅してライバルを減らす。なんちて^^)
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