八重山では貧弱なナガクチチムシ相(2015.4.8)
寒気の影響で全国的に真冬並みの低温に逆戻りしているようですが、ここ石垣島もその傾向が強まって
います。
さすがに真冬とまではいきませんが、昨晩はもう使うことは無いと思っていた毛布を引っ張り出したほど。
(安宿なので掛け布団としては毛布一枚しかない^^)
同時に昨日から終日の雨模様で、あと数日は自室待機となりそうな雰囲気です。
窓越しに雨を見ていると、微小な甲虫が留まっているのに気付きました。
近寄って見ると、アマミナガクチキです。
室内に与那国島から持ち帰った材を置いているので、それから羽脱したようです。
写真では分かり難いと思いますがとても小さく、わずか3~4ミリほどしかありません。
石垣島でも雑多なビーティングでたまに落ちるのですが、小さい上に素早いのでほぼ逃げられます。
決して珍しくはないのですが、気付くと標本が、無い^^
ちゃんと採り込んでキレイに展足しとくかあ。雨で他にすること無いし。
そう言えば、材箱の近くに居た別個体の写真も撮っていたので共に掲載します。
もうね、とにかくちっちゃいので材箱の隙間から這い出ちゃうんですよ。
夜だったのでちょっと映りが悪いですがお許しを。 これも次の瞬間には視界から消えちゃってたなあ。
ところで、ナガクチキって元々種類は少ないグループなのですが、基本的に南の虫という印象は
ありませんよね。
僕の地元の九州ですら種類・数ともに採れないのですから、八重山なんて推して知るべし、です。
僕はこれまでアマミナガクチキと、下の一種しか見たことがありません。
オモト岳のヒメナガクチキsp
西表島を中心に原生林に入り込み、特殊な採集法を試みれば新種発見の可能性もありそうですが、
居たとしても間違いなく微小種でしょう。
あまり食指が動かないなあ・・・
本州での採集は四半世紀の東京在住中に完了したつもりだけど、ナガクチキをはじめ幾つかの
グループについては多少未練が残りますね。
何時になるかは分かりませんが、南虫達にちょっと疲れてきたら、ピンポイントで北の虫をつまみ食いに
行くのも良いかなあなんて考えています^^
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