延夫が延夫を追いかける^^(2015.4.14)
ややこしいなあ・・・
与那国で採ったカミキリ材を入れた箱を覗いていたところ、シイ材の切り口に何か黒く長っ細い物が
付いているのが目に入りました。
何だあ、と思い顔を近付けてみると・・・
どういう場面か分かります?
コレ、シイ材切り口に露出したノブオフトカミキリ幼虫の食痕の木屑に、ノブオオオアオコメツキ幼虫が
頭部を突っ込んでいるところなんです。
つまり、ノブオオオアオコメツキ幼虫は木屑を掻き分けながら穿孔し、ノブオフトカミキリ幼虫まで
到達したらペロリ(実際はチューチュー^^)しちゃおうというわけ。
すなわち、ノブオの幼虫がノブオの幼虫を追いかけている構図なんですね。
なんという因果関係・・・
別にノブオオオアオコメツキの幼虫を捕獲していたつもりはないのですが、どうやら採取した
カミキリ材の樹皮のめくれ等に潜んでいた模様。
野外ではこんな感じで捕食関係が存在しているという好例ですね。
実際八重山で材採集をしていると、フトカミキリ類の幼虫の坑道にノブオオオアオコメツキや
ヨツモンオオアオコメツキ幼虫が潜んでいることはよくあるんです。
元々そこに居たフトカミキリ類幼虫の残骸が無いことも多いので(=時間がそれなりに経過している)、
コメツキ幼虫はその場所に長く居座っていたか、既に空となっていた坑道に忍び込んで来ることもあると
考えられます。
さらに、小型生物がその狭間に入ってくるのを待ち伏せすることもあると思われます。
(参考)
ノブオオオアオコメツキ幼虫の捕食の様子
(もう何度か使っている記事ですが^^)
図らずも面白い場面を見れたわけだけど、延夫が延夫を・・・
ややこし過ぎるワイ!
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