雨の日は、羽脱したサビアヤカミキリ等の回収でも(2015.4.12) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

雨の日は、羽脱したサビアヤカミキリ等の回収でも(2015.4.12)

一昨日の午後から石垣島は雨模様で、暫く宿で缶詰状態となっています。
今現在の予報ですが、悪天候は明日まで、低気温は明後日まで残るようなので、虫が活発に動き出す
まであと数日は要するようです。

特段に気を入れて展足するものも無いし、こんな日は羽脱虫を材箱から回収することにしましょう。
とりあえずは、羽脱のピークを迎えているサビアヤカミキリ。

タケをホストとするカミキリは意外と居るのですが、カミキリ屋さんでもこれらがどんな状態のタケを
どのように食害しているのか、ご存知ない方が多いのではないでしょうか。
サビアヤにしても、タケを適当に叩いて幾つか採った事がある、程度の方が多いのでは?
分布は広いものの細かく洞察し続けなければ確実に採れるようにはならない虫の代表のように思います。

非常にスレ易い虫で、綺麗な標本を得るためには材採集が欠かせません。
野外でもこのような止まり方をしています。
平べったい横顔がなんかヘン^^

脱出中の新成虫。
蛹室を地表近くに作る場合が多いので、存在自体がなかなか感じられない虫ではありますね。
そんなところも本種の生態を見え難くしていると思います。

八重山の本種は得難い印象がありますが、与那国産は黄色味が強く良いです^^

そして今回は材をちょっと採り過ぎたヨツスジカミキリ。
ただ1頭当たりの材の占有容積が大きいため、効率は悪い種類です。

材箱に詰めたクロツグ材を搔き分けると・・・
羽脱していた新成虫(♂)がコロンと現れます。

昼間なので親戚のウスアヤと同様、擬死を装っていますね。

本種は西表島と与那国島に分布しますが、エリトラの白紋は西表産の方がより大きく鮮明に発現する
傾向があります。
ただ、このように与那国産にもしばしばはっきりとした斑紋が現れるものがあり、単純に標本だけを見て
区別することは不可能です。

こっちは♀です。

今年は西表産の標本も数が増やせるな^^
オフにでも改めて標本を比較してみますかね。

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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