キバネアラゲカミキリは自分の体の色を知っている?(2012.7.13)
クワ畑の減少で最も採り難くなった虫はキバネアラゲカミキリかもしれません。
私の住む熊本県はかつて本種の採集に最も適した地域で、川沿い等の放任クワ畑の枯れ枝を
ビーティングして回れば3ケタを採集することも可能でした。
ところがそうしたクワ畑が他の農地に転用されてしまい、叩くクワの枯れ枝が無くなった今日、
本種の採集はかなり難しくなったと言えます。
幸いなことにマイポイントには少ないながらまだ本種が見られ、毎年幾らか材から羽脱してきます^^
去年のことですが、本種にまつわる面白い習性を確認しました。
材から羽脱した5頭ほどをプラシャーレに入れておいたところ、ある一か所に固まっているのです@@
よく見ると、その部分には以前何か褐色の液体が付いてそのままになっていました。
(写真では液体のように見えますが実際は乾いています)
つまり、キバネアラゲは自分の体色を知っており、カモフラージュのためにそれに近い色の場所に
集まってきたとしか考えられません。
こうした何気ない出来事の中にも自然の摂理を感じますね。
※現在管理人「自由人」は屋久島・大隅半島遠征中です^^ 本記事は事前投稿です。
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