与那国島で建設が進む自衛隊施設を見ての虫屋考(2016.3.15) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

与那国島で建設が進む自衛隊施設を見ての虫屋考(2016.3.15)

今僕は与那国島に居ます。
大好きな与那国島。いつまでも素晴らしい採集地であって欲しい与那国島。
その与那国で現在進行していることについて虫屋的見地から述べてみます。

虫屋にとって最も困ること。それは、その地で虫が採れなくなってしまうこと。
有無を言わせず虫採りが出来なくなるのは与那国が日本の領土ではなくなってしまうことです。
たとえ法的に採集規制の網が島全土に掛けられたとしても、日本領土である限り採集を行う
何らかのテはあります。

しかし、C国の手に渡ってしまえばもうどうすることも出来ません。採集の機会は永遠に
失われます。
従って我々虫屋がすべきことは、まずはイデオロギーを超えて現政権が推し進める与那国や
石垣等をはじめとする島嶼防衛を支持することでしょう。

あ、日本に他国の脅威は無いと信じるヒトは本文とは無関係なので以下をお読みになる必要は
ありません。あしからず。

そして渦中の島の一つ、与那国。
経緯は端折りますが、近年こんなことが起きていました。
去る2015年2月22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊の与那国島配備に掛かる是非を問う住民投票が
実施されました。

この住民投票に法的拘束力はありませんが、島内の誘致派と誘致反対派いずれにも事後に
疑義を出させないための手順を踏んだ格好となっていました。
反対派(日本をC国の手に委ねたい勢力)の要求により、信じられないことに住民投票での
投票権は中学生以上の未成年者や永住外国人にも与えられました。
この住民投票には有権者1276人のうち1094人が投票し投票率は85.7%。
そして開票結果は、賛成632票、反対445票で、賛成派が多数を占めました。

このようにして、本土の虫屋さんが殆ど知らないまま(^^)、国境の島、与那国島は
まずはC国の侵略の危機を阻めたわけです。
なにせ警官二名(拳銃二丁^^)の無防備の島から、自衛隊員100名以上が常駐する守りの
島へ変容を遂げたわけですから。

ポイントへ向かう途中で、建設中の自衛隊レーダー施設が山の上にそびえ立っているのが
草をはむ与那国ウマの背後に見えました。
もうこんなに設備の建設が進んでいるのかあ。

正直、かなり異様な雰囲気ではあり、確かに美しい与那国の景観を損ねていはいるでしょう。
しかしながら、これからも安心して与那国で虫が採れることの僅かな代償として見れば
何てことはありません。
島の人にとってはそれこそ「命」の代償なのですから、その安堵感は我々の比ではないでしょう。

ポイントの林道に入ると、レーダー施設はまさにその林道脇にそびえていました。
真下から見上げるとデカイデカイ@@

林道には建設資材を乗せたトラックや作業員を乗せた車が往来し、かつての静かな採集地の面影は
かなり変わっていました。
作業員に聞くと、軍事施設ではないため林道の往来は規制されないだろうとのことで一安心。
まあここがダメになっても、それこそポイントは幾らでもあるしね^^

町中には、敗北したにも関わらず、あいも変わらず誘致反対派のタレ幕が掲げられています。
わざとらしいし、いつもながらの「ヘイワ」の文字がキモチワルイ・・・
(電信柱で隠れちゃってるけど^^)

もちろん平和は最も大事だし、本物の平和を勝ち取るには身を切る努力が必要なんだよ。
このナントカの会の主催者は本土から来た左翼活動家で、与那国の人ではありません。
このように、沖縄本島の左翼運動も同様ですが結局地元の人達は置き去りにされたまま地域の
未来を決するイベントが進みます。

今回の与那国の自衛隊賛否選挙でも、雇われた大勢の定年組等(いわゆる職業左翼^^)が
与那国に住民票を移し、反対票を投じたものの力尽きました^^
僕の与那国の定宿にも、従来は沖縄で左翼活動している定年組オヤジが住民投票期間を中心に
長期滞在しており、選挙が終わった途端に島からいなくなりました。
そんな子供ダマシのヒドイ活動を恥ずかしげもなくやっているんですよ、サヨクってヤツらは。
でもね、国も、地元も、それはよく分かっているんです。
分かっていてやらせて「やって」いるわけ。もう答えは出ているんです。沖縄本島の問題もね。

そして石垣島にも居ます。石垣島の自衛隊配備に先頭を切って反対運動を仕掛けている輩が。
誰あろう、最良の採集地だったオモト岳一帯を採集禁止に追いやった悪名高き地元虫屋です。
彼は今回の与那国の自衛隊誘致問題において、「与那国の虫が自衛隊施設建設で危機に直面する」
との具申を行っています。

もうお分かりですね。
彼が石垣で本当は何がしたいのか。
(虫屋の誰も気付いていないことです。特別に種明かしをしちゃいましょう^^)

石垣への自衛隊配備が本格化した時が真正虫屋と彼との本当の戦いとなるのかもしれません。

※立派なレーダー施設に感激し、ついメルマガネタを奮発しました^^

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