ルリゴキブリが意外と採れる^^(2016.5.31)
ゴキブリの中で唯一、採集・コレクションの対象としているルリゴキブリ。
1センチ程度の丸っこく可愛い恰好をしており、フォルム感は絶妙^^
何と言ってもルリ色に輝く光沢は何とも言えません。
動きもツツツ、ツツツと走っては止まりを繰り返し、「魅せる」技を持っています。
シャカシャカと猛スピードで走り去るだけの茶色くデカイ連中とはこうした部分でも一線を画す
存在なのです。
珍種の部類に入り暗いジャングルの中で得られることが多いため、有名な割にはなかなか出会う人は
少ないようで標本が出回ることもほぼ無いようです。
僕は石垣島ではこの数年間でトータル5~6頭程度しか採っていないと記憶します。
その珍種たるルリゴキブリ、ここ西表島では意外と出会う確率が高いです(僕だけ?)。
イワカワシジミ幼虫が穿孔するクチナシの実を探していたら、偶然に枝に留まっていた本種。
ジッとしているところを見つけるのは稀ですね。
この手の虫は走り回っていてくれないとなかなか目には留まりませんので。
これは林内をビーティングしていてネットに落ちた本種。
このようにして採るとネット上を走り回るのでまず撮影は出来ないのですが、たまたまこの個体は
固まってくれたので十分に堪能させてもらいました^^
1シーズンに10頭以上採れるなんて思えない虫だったけど、今回の西表島ではもうこれだけタトウに
並んでいます^^
ただこれも良いポイントを見つけることが出来たからで、ジャングルだらけの西表島といっても
何処ででも採れるわけではありません。
来年以降は西表での長期滞在は出来ないかもしれないので、もうちょっと頑張って数を
増やしておきたいと思います。
(不完品率がやや高いのが玉にキズ・・・)
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