ブラウン色が良い、西表のヤエヤマフトカミキリ(2016.5.30)
僕は西表島で記録されているカミキリを全て採ろうと思っているのではなく、特徴的なものに
限り確実に対峙していくこととしています。
こうした西表島における対象種についての詳細はメルマガにも書くと思いますが、その数は
特産種も含め10種程度とそう多くはありません。
その中の一つがヤエヤマフトカミキリ。
石垣島のもの(北部産を除く)がダーク・グレーであるのに対し、西表島産は明らかにブラウン系の
色彩を持つ変わった個体群です(数を採ると僅かに石垣のようなものも混じってくる)。
フト・コレクションの充実を図る僕としては、この西表の個体群を外すことは絶対に出来ません。
本種の最盛期は5月下旬からなので、フィールドでは本種の姿が目立つようになってきました。
スウィーピングで入ったヤエヤマフトの♂。
茶系の色彩であるのが判るでしょうか。
こちらはデカく素晴らしい♀。
なんと言うか、ステキな色^^
石垣のダーク・グレーを見慣れている人にとっては信じられない色合いでしょうねえ。
野外でも優先的に狙いますが、老熟幼虫もそこそこ手元にあるので西表を出た後でも暫くは
楽しめそうです。
今回の狙い目の一つですからね、しっかり貯めていきますよ^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。