オビレカミキリなどビーティング虫も・・・(2017.4.16)
少しはビーティングしておかなきゃな、ということで適当に其処此処を叩いてみました。
大体コツは掴んでいるのでそれっぽい場所を点々とやってみますが、やはり極端に虫が少ないなあ。
ポツンと落ちた小さくて細長い虫。
ちょっと手応えを感じたのはコレ、オビレカミキリくらい。
オビレカミキリは何度か当ブログにも登場していますが、これまで言及しているように分布が広い割に
あまり採れない種類です。
分布は南方に偏っておりドンピシャ僕の行動半径の虫なのですが、その僕でさえこれまでに採った数は
それほど多くはありません。
恐らく採ったことの無いカミキリ屋さんはかなり多いと思います。
地域を比較するとそれなりの変異があるので、それぞれの地域の標本が集まってきたら是非とも並べて
楽しみたい種類ですね^^
他にあえて写真を挙げるとすればアナバネヒゲナガカミキリくらいでしょうか。
オビレカミキリよりは数は採れますが、同様に原生林のような自然度が高く日陰の環境を好むため
ポロポロ採れるようなものでもありません。
超小型の寸詰まりのビロウドカミキリのようでもあり、僕好みの種類です^^
写真を出すまでもない普通種はもちろんポツポツ落ちますが、例年よりかなり個体数が少ないですね。
ビーティングもしなくて良い(する必要の無い^^)今春の八重山。
まあね、先のヤエヤマヒオドシハナカミキリ3♀により3年分程の成果は十分に得ているので、
敢えて採れて当たり前の種類を苦労して追いかけなくても良いでしょう。
楽な日々を過ごしています^^
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