ミドリナカボソタマムシ4連発も・・・(2017.4.15)
このところ曇が厚く何時にわか雨が来てもおかしくないような日々が続いていますが、その中でも
マシな日にミドリナカボソタマムシなどの発生の様子を見てきました。
ミドリナカボソタマムシは人気の高いナカボソタマムシ類の中ではそれほど評価の高いものでは
ありませんが、その割にはあまり目に付きません。
かなり前の時代には普遍的に居たのかもしれませんが、現代においては必ずしも何処にでも居る
普通種とまでは言えなくなっているように感じます。
僕もこの数年間、ホストのアカメガシワに注意してきましたが滅多にお目に掛かれません。
確実に毎年そこそこの個体数が見られる一画は唯一この場所を知っているのみです。
その一画を覗いてみると・・・
ありゃ、珍しい4連発^^
後食に来るタマムシ類は状態の良い葉があるとそこに集まることも多く、本種は特にその傾向が
強いものです。
2~3頭が固まって居ることは度々ありましたが、4連発は初めてかな。
ただ良いのはこの葉っぱのみで、他はじっくり探しても1頭がポツンと留まっている場合のみ。
しかも今年はやたら個体数が少ない。
では他のタマムシはどうかと探してみると、ハマセンダンに付くツマキナガタマや、リュウキュウエノキに
付くセキナガタマ、デグチナガタマなども全く居ない状態。
メルマガでも触れますが、今年の虫の不作ぶりは根が深いですねえ。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。