ただ今、鹿児島本土に上陸中(2017.7.6)
上陸と言っても梅雨前線ではありません。
僕のことです^^
奄美大島を昨晩に発ち、中継地の鹿児島本土に一旦上陸しています。
今晩をこの地で過ごし明日朝のフェリーで屋久島に渡ります。
現在鹿児島港近くのネットカフェにてブログ配信中。これはもう僕の得意技^^
快適ですねえ、ネットカフェ。僕ほど虫採りツアーにこれを有効に使っている虫屋は居ないでしょう。
卓上スタンドを持ち込むので展足も十分に行えるし、ドリンク・バーが無料なのは当然ですが当カフェは
フード・バーまであって(メニューはカレ-程度ですが)夕食代が浮きました^^
夜7時からナイトパックが使えるのも魅力ですね。そして安いときたもんだ。
今日のネタは奄美カミキリの続き。あくまでも採ったものの一部です。
オオシマビロウド
大きさは千差万別ですが、デカイ奴は恐らく本邦産ビロウド中最大になると思われます。
アマミビロウド
ニセビロウド系でオオシマビロウドより少ないです。
アマミセンノキ
タラの葉柄を齧りに来ますが、なかなか見つからない。特に今年は相当不作でした。
オオシマヤハズとコゲチャサビ
大型種オオシマヤハズは個体数も多く楽しいのですが不完品率が高く閉口します。
アマミコブヒゲとコゲチャサビ
八重山ではやや多いコゲチャサビは奄美ではあまり採れません。時期かな?
オキナワヨスジシラホシサビ
奄美産は相当にデカイです。
アトモンチビSP
特定の植物に付き、次期カミキリ図鑑では初お目見えするでしょう。
アマミクスベニ
今年は殆ど見られなかった。ニッケイをスウィーピングしたら採れたもので、産卵に来たのか?
アマミスジシロ
ブドウなんかを齧っています。あちこちスウィーピングすると時々入っています。
ケブトハナ
この時期は少なく、早い時期ならそれなりに採れるでしょう。
オオシマウスアヤ
ウスアヤ種群では最も特徴のある個体群でしょう。
オオシマドウボソ
奄美ではオオシマドウボソも採り易くススキを叩くのが楽しい^^
オキナワクワ
屋久島産(クワカミキリ南限)とはやはり異なり図太い体型が印象的。
サビアヤ
この島は意外と竹が少なく採り難いかも。変異もあるので面白い種。
来年からの奄美では、この時期以外の時々の種類に取り組めるのでバラエティに富んだコメントが
出来そうです。
是非お楽しみに^^
九州北部が昨日から数十年に一度という甚大な水害に見舞われていますが、屋久島も暫くは前線の
影響が続くと思われます。暫くは車内で待機を強いられることでしょう。
いずれにしても屋久はネット環境が本当に無いのでブログ更新は出来ません。
次の配信は恐らく今月下旬頃の地元帰還後になると思います。
それまで皆さん、ごきげんよう。夏の採集も頑張ってください^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。