クロカメノコハムシはド不作。真夏の草原ビーティング(2017.8.24)
地元での年中行事の一つ、真夏の草原ビーティングに行ってきました。
本来は春~初夏に実施した方が虫の種類も数も遥かに多いのですが、例年その時期は長期遠征の
真っ只中なのでこの時期にやらざるを得ないのです。
草原から仰ぎ見る、真夏の阿蘇連山。
僕の心の故郷です^^
早速マイポイントの各所を叩き回りますが、一番の狙い目のクロカメノコハムシは全く落ちません。
アザミの葉上の食痕も全然目に付かない状態。今年の発生は極端に悪いようです。
それでもしつこくビーティングしていると・・・
「やっと落ちた!」
1年振りのクロカメノコハムシです。
真っ黒なカメノコハムシ、散々見ていますが異様過ぎます^^
そしてルッキングでも2頭発見。
食痕も含め一つの株からしか見つかりませんでした。やはり発生が極めて悪いようです。
こんな年は深入りしても仕方がないことをここ数年で学習していますので、本種を狙うのは
今回限りとしました。
逆に今年かなり多いのはシラクモゴボウゾウムシ。
別名キュウシュウゴボウゾウムシ。
全国的に採り難いとされるハスジゾウムシはほぼ例年並みですかね。
ここでも数頭採れる程度です。
草原を歩いているとこんなものも見つけました。ニセシラホシカミキリにメチャメチャ齧られた
サワフタギの葉。ニセシラホシは初夏の虫なので、当然食痕の主は今は居ません。
本種ももう何年も採ってないなあ。
来年以降も暫くは夏以外の阿蘇草原での採集はお預けとなる予定。
何年後になるかは分かりませんが、地元定住となったら存分に楽しむことにしましょう^^
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