7月の屋久島、ビーティング・カミキリおよび訪花・カミキリ(2017.9.20)
7月の屋久島シリーズ、まだ続きます^^
台風18号通過後の天気が安定せず採集にも出れないし、東京大手町コレクションフェアの準備で
家にカンヅメだしね。
まずはビーティングで落ちたカミキリ達。
ヒメアヤモンチビ
齧っていたと思われる枯れ葉と共に落ちました。あまり多くないので個体数を得るのは苦労します。
シマトゲバ
早い時期ならもっと採れるハズなんだけど・・・
セミスジコブヒゲ屋久亜種
奄美でもそうですが、コブヒゲ類は梅雨期を過ぎると極端に採り難くなります。
クマゲヒメヒゲナガ
普通種カテゴリーなるも意外と数は得にくい種。タダヒメヒゲナガの10倍は格調高い^^
オビレ
南西諸島での分布は広いが数は得られない。成虫越冬なので秋だと・・・
ホシベニ
本来は5月がピークの虫なので7月に居るのはオドロキ。屋久島産は淡い赤色となります。
ヤツメ
これも時期が遅く生き残りの♀。屋久島産はカッコイイのでいずれ6月に訪れて一網打尽の予定。
そして3年振りに咲いたリョウブの花を訪れたカミキリ達。
初採集のベニバハナ(大きな♀!)を撮り忘れたのは痛かった・・・
リョウブモモブトヒメコバネ
条件の良い年のみに採れます。今年は2頭飛来。
モウセンハナ
あまり花には来ず、付近をジタバタ飛んでいることが多いです。
サツマスギノアカネトラ
これもこの時期は生き残り感が強い種類。鹿児島本土産と比較すると黒化が目立ちます。
ヤクシマミドリ
リョウブの花の満開後、割と飛来して来ました。こうして見るとカッコイイなあ。
今年は屋久島の虫が多かったことからとても楽しめましたが、撮影出来なかった種類もかなり多かった
ですね。やはり採集に夢中になると二刀流とはいかなくなります^^
来年も虫が爆発していれば良いなあ。
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