阿蘇の高原に細々と残るシルビアシジミ(2012.10.25)
秋も深まって狙える活動中の甲虫がかなり限られてきたことから、ようやく蝶にも時間が割けるように
なってきました^^
10月になったら探してみたいと思っていたのがシルビアシジミです^^
蝶の中には、かつては全国的に比較的普遍に分布したものの、近年はごく限られた地域でしか
見られなくなった種類がかなり増えています。
シルビアシジミもその典型的な蝶で、本州では狙い採りしてもスカを喰らう場合も多いし、
保護の規制が掛かりつつある産地も多くなっています。
九州は比較的産地が残っているものの、かつては個体数が多かった有名産地ではかなり数が
減ってきています。採集禁止になった産地も出てきていますね。
熊本県のシルビアも例に漏れず多産地と言える所はありませんし、オフィシャルな記録も数える程
しかありません。
実は僕もこれまでは地元のシルビアを採ったことも、探したこともありませんでした^^
そこで、地元在住の蝶屋さんと共に阿蘇東部を探したところ、意外にも簡単に新産地を見つける
ことが出来ました^^
ただ、場所は広いものの食草であるミヤコグサが生えている密度は極めて低く、本州の多産地
(例えばかつての笛吹川流域)のようにはいかずポツポツと飛んでいる程度。
標本にするには飛び古しており、今年は累代飼育用の母蝶を採る程度となりそうです。
運良く羽を広げた♀を撮ることが出来ました^^
いずれにしても探索1日目でシルビアのマイポイントを見つけられたのはラッキーでした。
生息環境もバッチリ掴めたので、さらなる産地開拓もできそうです。
僕はブルー系シジミの飼育が好きなので、この秋から冬にかけてはシルビアの飼育に勤しみたい
と思います。
シルビアは本来、これから生まれる次世代が幼虫態で少しずつ餌を摂りながら冬を越します。
そして来春に第一化として羽化してきます。
なのでこれから冬にかけて飼育が出来るんですね。
母蝶からの人工採卵や幼虫の生育の様子はまた後日報告しますね^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。



