ちょっくら九州脊梁山地の入り口まで(2018.3.15)
全国に先駆けて高知市で桜が開花した本日、ちょっくら九州山地の入り口の峠まで行ってきました。
実はやんごとなき事由で某島への移転が1週間ほど延びてしまい、図らずも時間が出来てしまったので
ある意味暇潰しに近い半日採集です。
引っ越し荷物はとっくに詰めてしまっているので十分な採集道具は無く、中途半端な材採りをしても
カーゴ・スペースの関係で物理的に送れないので採集地にとりあえずの別れを告げる程度の
本当にサラッとしたものでした。
3月も10日ともなれば地元では菜の花が咲き誇ります。
これは単に適当な河川沿いを撮ったものですが、ビッシリと「黄金の絨毯」が広がるスポットもあるので
チャンスがあればそっちにも行ってみますね。
菜の花の匂いを嗅ぐと、虫取り網とカゴを持ってモンシロチョウを追いかけた幼い頃をいつも
思い出すことができ、幸せな気持ちになります。そんな人は虫屋さんには多いんじゃないかな^^
さて、九州脊梁山地に入るには10キロ程の細い九十九折りの山道を走破しなければなりません。
眼下に見下ろすは峠の展望所から見た山の取り付きの町。峠の標高は8百メートル程で、平地では
既に20℃を超す温かい日も多くなっているのに此処には未だ少し雪が残っていました。
この付近は植林が大部分を占めるものの、自然林が残ったエリアではキュウシュウオオクボ、
ヨコヤマヒゲナガ、ムネモンヤツボシなどのカミキリ、そしてキリシマミドリ、アイノミドリ、ウラゴマダラ
などのゼフィルスが見られます。
今シーズンを地元で過ごすなら系統立ててこれらをはじめとした虫達をじっくり探索したいところですが、
その選択肢は無いし、おまけに採集道具も無いと。
偶然に箱詰めしていなかった剪定鋏で枯れ枝をほじくっていると、こんなのが出ました。
「おお、久しぶりい~^^」
関東などでは大凡品のトガリバアカネトラカミキリ。
九州でも確か大分・九重山系以北ではそれほど珍しくなかったと思いますが、阿蘇地方以南では
極端に珍品度が上がります。出てきた材を丁寧に削っても追加はありませんでした。残念。
トガリバアカネトラは全国的には普通種ですが、綺麗でフォルムも良いので僕はとても好きな種類です。
属するアナグリプトゥス属にはアラカワシロヘリトラ、マツシタトラ、近似属にはアカジマトラが居て
なかなか魅力的なグループではないでしょうか。アラカワシロヘリを筆頭に全国的にも変異があって
コレクションに力が入ります^^
前段の理由でリキを入れて虫採りが出来ないので運動のつもりで林道をかなり歩きました。
いつもは車で通り過ぎるだけですが、じっくり木々を観察すると将来の地元定住時における採集の
シミュレーションも新たに沸いて意外と有意義でした。
ちなみに今の愛車、ワゴンRスティングレー(4WD・ターボ)の峠での走破性も申し分の無いものでした。
いずれ愛車のインプレッションも紹介したいと思います。
もう一回位、渡島前に半日採集(山歩き)が出来るかな。
そうそう、高知市に次ぎ地元・熊本の桜が開花するらしいので、渡島前にそっちも見てこようかな。
低山性昆虫の簡易探索も兼ねて^^
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