阿蘇における九州北部豪雨の爪痕(2012.10.30)
九州では今年、梅雨期から夏にかけての雨量が多く、採集に出られない悶々とした日々を送った
ものでした。
前線の活動は7月10日過ぎの数日が特に酷く、九州北部豪雨として皆さんのご記憶にも新しい
ことと思います。
熊本でも阿蘇東部や北部を中心に被害が大きく、山腹の土砂崩れで犠牲者も少なからず
出ています。
雄大な阿蘇の山も、谷部は土石が流れた痕だらけで痛々しいです。
僕は阿蘇地方に採集に出かけることが多いことから、今シーズンは豪雨の爪痕を間近に見る
機会が多かったんですね。
これは山腹から広大な草原に土石流が長蛇の如く流れた場面です。
長年草原王国に暮らしていますが、こんな場面を見た記憶はありません@@
阿蘇の草原では、牛舎に入っていたものも含め、多くの牛達も犠牲になったということです。
可哀想ですね。
阿蘇の山々にはこうした砂防ダムが設けられている所も多いのですが、巨大な石がそれを飛び越えて
人が住むエリアまで転がった例も多かったようです。
ガードレールも地形の崩壊(道路の崩落)でぐにゃぐにゃに・・・
災害から3カ月程度が経ち、通行止めの箇所はなくなりましたが至る所にこうした爪痕が残されており、
未だに各地で復旧作業が続いています。
今回の豪雨は大量の雨に加えて地形を大きく変える等、来年以降の虫の発生に大きく影響を与える
ことになると思われます。
夏以降はすでにその影響が現れたと思われるケースが結構ありました。
今夏の豪雨が虫に及ぼした影響については、これから冬にかけての調査も含め、注視して
いかなくてはならないと考えています。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。





