奄美大島、夏のカミキリ数種(2018.7.7) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

奄美大島、夏のカミキリ数種(2018.7.7)

梅雨明けした途端に台風7号の勢力下に入った奄美大島。
この時期に最盛期を迎えるモリヤイ(アマミホソコバネカミキリ)決戦はこの影響を多大に受け、
後半戦が全く戦えなくなりました。

地の利を得ている僕はなんとか台風直前のモリヤイ・ピークを逃さなかったためそれなりの個体数を
得ましたが、6月最終の週末にスケジュールを併せて奄美入りした人たちは台風およびその後の
梅雨空に戻ったかのような連日の雨天にモロにやられてしまった感があります。
モリヤイの時期の採集者数としては例年よりやや少な目だったため、天気予報を見ながら直前に
奄美行きをキャンセルした人も居られるのではないでしょうか。→正解^^

今期の残念だったモリヤイ決戦については、次のメルマガ「南虫ニュース」(表版)に記したいと
思います。

さて、現在の奄美では盛夏のカミキリ達が姿を見せています。
今日はその数種を紹介しましょう。

ベニモンゴマフカミキリ
沖縄本島のみではなく、ここ奄美にもベニモンゴマフは居ます。
約30年前、奄美で初めて本種が採れた際に偶然現場(ナイター)に居合わせた記憶が蘇ります。
沖縄産に比べると黒味がやや強く、数およびポイントが少なく採り難いです。

キイロイトヒゲカミキリ
梅雨の最後っ屁の大雨、そして台風7号による悪天が続いたため採集のチャンスをほぼ逃しました。
他の虫と同様に今年は発生数が少ないことも貧果に繋がりました。ホストはヤンバルアワブキですが、
ホント、本種は掬っても掬っても入らない・・・

オオシマミドリカミキリ
かつては奄美の夏を代表するカミキリでしたが、伐採が全くされなくなった今となっては偶然に
年間数頭が採れるだけのものとなっています。運が悪いと1頭も目に触れません@@
ただ今年は良い倒木を発見でき、楽しめる程度には摘まむことが出来ました^^

本日、愛車と共にフェリーに乗船、北へ向かいます。
次回からは暫く奄美の外からのブログ更新になります。

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理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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