奄美大島も9月に突入、メルマガ「南虫ニュース52号」配信済み(2018.9.2)
これまでの出ずっぱりが祟り疲れが溜まっていたため、ここ暫く虫採りも夏休み状態でしたが、
9月に入るに伴いそろそろ活動を再開しています。
ここ数日はこれまで全く手薄だったと言わざるを得ない「蝶」について観察していました。
しかし!
さすがに夏枯れがまだまだ続くこの時期、蝶にしてもあまり目に付きません。
勿論幾らか飛んではいるのですが、黒系アゲハはモンキアゲハ、シロオビアゲハが少々だし、
タテハ系はボロいイシガケチョウ位、シジミ系も目に付くのはクロマダラソテツ、そして
ヤマトシジミが少し。
クロマダラソテツは初夏までは見なかったのですが、やはりこの島でも秋口になると増えてくるようで、
今では数においてアマミウラナミシジミを完全に凌駕しています。
イワカワシジミの様子も見てみましたが、今は端境期の時期のようでクチナシの実に幾つかの
卵が付いていたのみでした。
公園等に植えられているゴールデンシャワーにはたまにボロのウスキシロチョウ♀がまとわり付き、
卵を産んでいるタイミングのようです。
若葉に産まれた卵と1匹だけ居た中齢幼虫。
そんなこんなで、アカボシゴマダラなども含め蝶の採集・飼育の時期はもう少し先のようです。
海岸近い小道を歩いていると、不意に足元に大型タマムシが降ってきたので捕獲してみると、
アオウバタマムシ。
ウバタマ系統は実は相当早い時期から出現する個体もあるし、遅く出る奴はやたら遅いという
代表の虫ですね。もちろん多いのはやはり初夏ですが、今年は他の虫に忙しく採り損ねたなあ。
キュウシュウクロホシタマムシなんかも採り損ねたので、来年は覚えとかなきゃ。
それから、8月31日にメルマガ「南虫ニュース52号」(表版)を配信しましたのでお知らせします。
また、秋~冬の期間限定のオークション出品は今年も9月中旬~下旬から開始しますが、ご興味を
お持ちの方は当ブログで開始日をお知らせしますのでご留意お願いします。
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