二回目のツヤハダクワガタ回収、またまた大成果^^(2012.11.13)
この度、初夏に幼虫で山上げしていた熊本産ツヤハダクワガタのもう一つのコンテナを回収してきました。
(前回のコンテナ回収の様子は10月5日記事参照。クワガタカテゴリーの過去記事からご覧下さい。)
結果を先に言うと、前回と同様に大成果を得ることができました。
これで暫くは「ツヤハダ、ツヤハダ」と騒がずに済みそうです^^
回収したコンテナをひっくり返したところ。
前回のものより水分調整が上手くいっているようです。
コンテナに接していた細かな緩衝材を避けると芯材が現れます。
放した幼虫達はこの芯材に潜り込んで成長し、成虫になるわけです。
メルマガにも書いた回収時のポイントを念頭に注意深く芯材を崩していきます。
すると・・・
金太郎アメ状態・・・とはいきませんが、次々と新成虫が現れます。
実に気持ちの良い瞬間です^^
今回はアブ等の寄生性昆虫や他の捕食性生物が入らなかったようで、ほとんどすべての終齢幼虫が
無事に成虫になれたようです。
今回の成果です^^
全部で15♂17♀。
この艶っぽさ、実に堪りません^^
幼虫の段階で平地に降ろしている期間は僅かであり、コンテナ作成後は発生地周辺で過ごさせて
いるため野外産と何ら変わらないと言えます。
成虫になるまであと1年かかる幼虫も10頭ほど出てきました。
前回収分および今期に野外で採ったものと併せ、現在までに30頭以上の幼虫を確保できたので
来年の今頃もまた楽しめるわけですね^^
当コンテナには40頭ちょっとの幼虫を入れていたので、ほぼ全てを回収できたことになります。
この上無い成果となり満足です^^
これまでの分も併せると結構多くのツヤハダの標本を確保できました。
とりあえず、現時点のコレクションとしては十分かな^^
うん、暫くは面倒なツヤハダ採集から開放されそうだ^^
もっと詳しく知りたい事や
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