令和元年、5月1日ラベルは沖縄産アマミクスベニカミキリ(2019.5.1) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

令和元年、5月1日ラベルは沖縄産アマミクスベニカミキリ(2019.5.1)

本日5月1日から、令和の時代が始まります。
奄美大島に住む僕が沖縄の地で令和を迎えるのもちょっと不思議な気がしますが、この目出度い
日に残念なことに深夜から結構激しい雨となっています。

多くの虫屋が令和初日ラベルの標本を狙っているのは間違いありませんが、少なくともここ沖縄では
まず望み薄となってしまいました。
天気が良ければ例の羽が小さなカミキリを採って5月1日ラベルを付けたいところですが、ウソを
ついて4月に採ったものに付けるわけにもいきません。
雨の合間にちょっと外に出て、ビショビショの林縁を叩くなどしてつまらないシブラとかロピカを
採っても仕方ないし。野外品で令和初日ラベルを付けるのは諦めざるを得ません。

何か無いのかと考えると、あ、そろそろアレ良いんじゃない、というのが在るのを思い出しました。
それは、ちょうど1年前にここ沖縄で採ったアマミクスベニの材(ニッケイ)。そろそろ成虫が
羽脱する時期なので奄美から沖縄に持ってきていたのです。材にとっては1年振りの里帰り^^

その枝の一つを割ってみると・・・
おお、蛹室の中で羽化した新成虫(♂)が現れました。未だちょっと色付き具合が淡いですね。
これ、「令和元年5月1日割出」でラベル付けよう^^

次に現れたのはエリトラが全く色付いていない♀。これは少なくともあと1週間は生かしておく
必要がありそうですね。

少し真面目な話をすると、クスベニカミキリ類の材は採り易いのですが実は成虫を羽脱させるのは
割と難しいです。幼虫が材中に空洞を作るタイプのためアリバチ等の天敵にやられ易いのです。
しかも新成虫を得るのに丸1年掛かるため、何処かにアリバチが紛れていればまず全滅するし、
水分の補給など長期間の管理はとても大変です。しかも僕は家を空けて各地に遠征を行うので
屋久島や九州等へ持っていって其処でも管理しなければなりませんでした。

さらに去年のちょうど今頃、此処で採った材をまた此処に持って来ているわけで、一体どれだけの
手間を掛けているのかという話です。
そんな苦労の末に手にした新成虫。
令和初日のラベルを付けてもバチは当たらないでしょう^^

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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