徳之島のシロスジトゲバカミキリ(2019.6.3) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

徳之島のシロスジトゲバカミキリ(2019.6.3)

かつては多産していた虫も、今となっては特定の場所で、しかも極少数しか採れなくなったという例は
増えてきました。代表的なのが「焼けススキ」に付くシロスジトゲバカミキリですね。

かつては石垣島北部に多産することが知られていましたが、採集環境の激変で彼の地では現在、
全く採集例が無くなっています。3~4年前まで石垣島をはじめ、他に本種の記録の在る西表島および
与那国島などといった八重山地域に入れ上げていた数年間がありましたが、本種は全く引っ掛かって
来ませんでした。

徳之島某所の焼けススキを叩いたところ、抜け落ちた茎に偶然留まったシロスジトゲバカミキリ♂。

白筋状ではなく、ボヤッと白い斑紋が広がる個体もいます。
焼けたススキの「スス」が一緒に落ちているのが分かるでしょうか。

生かしたまま持ち帰った個体を電灯の下で撮ったもの。
やはり「トゲバ」であるのが分かりますね^^


徳之島を含め、今ではどの島も機械化が進みサトウキビ残渣を焼かなくなったので行ってもほぼ採れる
環境がありません。近年出される記録報文もその辺りが全くショート・ノーティス。
今年5回!行ったものの焼けススキが無かったという人が居ました。僕は運良く2回目で見つけました^^
奄美からは近く頻繁に行けるから良いけど、全然甘くないんですよ。

なお、本種の体は極めて脆(モロ)いとされますが、それは採集現場での扱い方が拙い(極めて本種の
動きが素早く、慌てて抑え込むため不完にしてしまう)ためで、むしろトゲバ群の中では丈夫な方です。
経験的にはモモブトトゲバカミキリの方がよほど脆いことを付け加えておきます。

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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