ウツギ類の花でクロサワヘリグロハナ、ピドニア類採集(2022.5.31)
少し前に九州脊梁山地の高標高のマイ・フィールドへウツギ類の花を掬いに行って来ました。
この4年は奄美に住んでいたため、ウツギ類の花を掬ったのは5~6年振りになります。
ウツギ、ガクウツギ、コガクウツギの花には、昔と変わらずクロサワヘリグロハナカミキリや各種の
ピドニア類が居てくれて楽しい一時を過ごして来ました^^
一応規定数(100円プラケース)採ったクロサワヘリグロハナ。場所やその時の条件にも拠りますが
頑張ればもっといけます^^
一般に虫そのもの、なかんずく珍品は九州北部の九重山系や祖母・傾山系の方が阿蘇地方を挟んだ
反対側の九州脊梁山地よりも多いのですが(これが大分県がカミキリ種類数に恵まれている核心)、
クロサワに関しては九州山地の方が採り易い傾向にあります。理由は分かりませんが面白いですね
(ちなみにパキタも九州山地にしか居ない)。
殆ど普通種ばかりのピドニア類(プラス若干のカミキリと雑虫達)。
シコクやヤマト、イシヅチといった少ない種類もちょっとだけ採れました。
僕はカミキリの中でもピドニアにはあまり食指が動かずモロ断捨離の対象なのですが、一応九州産のみ
一通り揃えることとしています。
そして他にディスコイダリス群やシナノ・フイリ・タカネなど本州の高山種の一部、フジ・コトなど
ちょっと好みの十数種が居るのでそれらは断捨離の対象外にしています。
ムシなんてね、単なる感性の趣味ですからテキトーで良いしそれが一番です^^
九州ではウツギ類に来るカミキリ等は極めて限られますが、とりあえずは「旬」のものなので
遠征に出ていない年は1回はやっておこうと思います。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。