クロビロウドコメツキダマシ(2022.6.3)
クロビロウドコメツキダマシ、人生で初めて採りました。
場所は熊本県の低山帯、何の変哲も無い茂みのビーティングで落ちたという実にあっけないものでした。
図らずも数カ月前の某虫月刊誌の記録編に同じ熊本県産としては初記録として昨年に採れた本種の
報告が出ていました。場所は僕の通っていた高校の裏山で、生物部の活動でよく採集していた所です。
ちょっと前までは図鑑で見るだけの珍品だったけれど、俄然身近に感じる種類となってきました^^
保育社の4分冊の甲虫図鑑の時代には屋久島と台湾のみが分布域とされていましたが、実際は上の
熊本の2例以外に宮崎と鹿児島、屋久島、種子島、そして台湾で各々数例ずつ採れているようで、
以前の様には幻ではなくなって来ている感じがします。
来年辺りから八重山遠征も再開したいと考えているので、余勢をかってもう一種の大珍品Pterotarsus、
ビロウドコメツキダマシ(日本では西表島で1頭のみ記録されているという)も採れないかしら^^
※ビロウドコメツキダマシの追加採集例が以前に虫月刊誌に載っていたのを思い出しました。
日本の何処かだったか外国だったか失念したので調べておきます。
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