シルビアシジミ飼育、代用食のエンドウ豆に切り替え(2024.10.17)
飼育中の熊本産シルビアシジミ(阿蘇高原の「山」シルビア)の初齢幼虫ですが、ある程度の大きさに
育ってきたので餌を代用食のエンドウ豆に切り替え始めました。
まず、人工採卵の際に産卵されたミヤコグサの葉が初齢幼虫に食い尽くされたので、ひとまず下の
写真のようにシロツメクサ盛りにサルベージします。産地のミヤコグサはとても少なく、これが当産地の
珍品度を上げている要因の一つです。シロツメクサは葉が大きいので「食べで」があり、さらに公園等
何処にでも在るのでシルビア飼育には重宝します^^
シロツメクサの葉を舐め取るように摂食し3~4ミリの大きさになると、いよいよ代用食のインゲン豆に
切り替えます。本当は豆が大きく柔らかいスナップエンドウが好ましいのですが、未だ旬ではなく入手が
難しいのでとりあえずセカンドベストのエンドウ豆を使います。
運が悪いと幾つかのスーパーを回っても細いエンドウしか入手出来ないことがあり、この場合は内部の豆が
極めて小さく餌にならないので大変困ることになります。その際は良い豆が入手出来るまでシロツメクサで
乗り切るしかないのですが今回は初めから良いエンドウが安く入手出来てラッキーでした。
代用食の豆類で飼育する際の注意点は飼育容器を密閉しないこと。お分かりのように豆類は水分が多く
密閉してしまうと必ず病気が発生して多くの幼虫を失うことになります。
健やかに育てるには下の写真のようにプラ容器等に穴を開けて風通しを良くして飼育します。
ただし、この状態だと豆の表面が即座に乾いて「もち」が悪いし、幼虫の食いも悪くなるので保管には
多少の工夫が必要になります。利点と難点はトレードオフの関係であり、そういうところを考えながら
打開して行くのも飼育の醍醐味ですね。
上はエンドウ豆に食い付いた幼虫群。豆を食べ始めると栄養が良いため成長が著しく早くなります。
これからは暫く餌替え等に忙しくなりますが頑張って大きく育てたいと思います。
次は終齢幼虫が蛹化する頃に取り上げたいと思います。
もっと詳しく知りたい事や
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