愛らしいヒメスジシロカミキリ(2013.5.8)
本日登場するのは見た目も愛らしいヒメスジシロカミキリです。
名前の上では昨日紹介したスジシロカミキリの前に「ヒメ」が付くだけですが、特段の近縁種という
わけではありません。
スジシロカミキリが森林性で湿気の多い暗い環境を好むのに対して、本種は海岸線の明るい環境を
棲家としています。
ホストは海岸線に多いオオハマボウという植物です。
面白いのは、オオハマボウは海岸線に群生しているのですが、ヒメスジシロが見られるのは非常に
限られた株であることです。
これと同様な事がスジシロカミキリにも言えますね。
正直オオハマボウは無数にあると言ってよく、集まる木を見つけるのは結構苦労します。
ただ多い一画はあるので、そのポイントの近辺を探すと大体は採集出来る種類です^^
特に♂はかなり小さいので、初めは目をよく凝らさないと何かゴミ等と勘違いして見逃してしまうかも
しれません^^
これはちょっと大き目の♀ですね。
♂が3頭乗っかっている葉っぱ。
サペルディーニ属のカミキリは、このように条件の良い葉には複数頭が集まることも多いです。
僅かですが食痕も見えますね。
本種の大きな特徴が極めて鈍いこと。
通常、サペルディーニ属は殆どの種類が異変を感じると忍者のようにスッと飛び去りますが、
本種は殆ど動きません@@
よほど強い刺激を与えないとまず飛ぶことがないので、手掴みでポロポロと採ることが出来ます^^
典型的な裏石垣の虫、例えばカタモンビロウドカミキリやゴマフカミキリ類等が減っている中で、
本種の動静は昔とあまり変わらないようでホッとしています。
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