与那国特産も、採りこぼしがちのヨナグニジュウジクロカミキリ(2013.5.23)
ススキハネナシチビに続き与那国島特産のカミキリを紹介します。
体長3~4ミリ程度と国産カミキリの中でもかなり小型種の部類に入るヨナグニジュウジクロカミキリです。
ガジュマルの細い枯れ枝に好んで付き、そうした枯れ枝をビーティングして採集することになります。
ただ、例によって本種も簡単に多数が得られるカミキリではありません。
沖縄通の方はご存知の通りガジュマルはこちらではとても普遍的な植物で、民家の周りから
自然度の高い場所まで何処にでも生えています。
そして本種はどちらかと言えば山の中のガジュマルより、ある程度人の暮らしの傍にある木に付くことが
多いです。
「じゃあ採り易いんじゃないか」と思われるでしょうが、そう普遍的には居ないんですよねえ。
特に端境期の頃だと叩いてもなかなか落ちて来ません。
実は僕も前回の3月中旬には数頭しか採れず初めて焦ったのですが、今月中旬にはそこそこを得、
胸を撫で下ろしたところでした^^
左が♂、右が♀です。
そして普段から本種について感じているのが、意外と過小評価されていること。
決してパラパラ落ちるカミキリではないし、小さい本種は長旅後の展足では後回しにされがちなので
硬くなり破損し易くなるんですね。特に細くて長い触角はいとも簡単に切れてしまいます。
個人的には各パーツがきちんと展足された本種の完全標本はとても価値の高いものだと思います^^
ホストが安易だからと言って舐めて掛かるとこれも採りこぼし易いカミキリなのでご注意を。
普通は滅多に行けない与那国ですから、確実にゲットしてぬかり無く綺麗な標本を作りましょう^^
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