石垣島、今どきの蝶達(2014.4.13)
当ブログを見てくださる蝶屋さんのために、石垣島で最近見かけた蝶について報告します。
ただし、現在僕は甲虫を主体に採集しているので、これらはその合間に見たもののみです。
蝶に特化した採集を行えばもっと鋭い種類が発生しているかもしれないことを付記しておきます。
まずセセリの仲間はほとんど目に付きませんね。よく行くポイントの林縁にソメモノイモの群落があり、
行く度にコウトウシロシタが数頭見られますが時期的に翅が傷んだ個体が多いですね。
蝶専門のブロガーと違い、遠景写真であるのはお許し下さい。
僕のような甲虫を専門とした採集スタイルで、時間と手間を掛けてここまで蝶に迫って写真を撮るのは
実は大変なことなんです。
コウトウシロシタ、および占有行動をとるタイワンアオバ。
アゲハで気付くのはこの時期でもまだ結構ミカドアゲハが見られることで、2月頃の蝶が4月10日頃
にも頻繁に目に出来るというのは不思議ですね。
よほど冬から春にかけての低温が影響したということでしょうか。
もちろん殆どがボロですが、♀ではこのように十分標本に出来る個体も居ます。
腹部がデカイ良好な♀で、これは当然マイコレです^^
他は低山でヤエヤマカラス、ジャコウ、田園地域ではシロオビアゲハが多いもののクロは全く見ません。
ただ一つ、ヤエヤマカラスがエゴノキの葉裏に誤産卵する面白い場面に遭遇しました。
シロチョウで目立つのはやはりナミエシロで、ツマベニもたまに見ますが個体数は与那国よりかなり
少ない印象です。
タイワンキorミナミキはそこそこ飛んでいます。
タテハは林道上でルリタテハが占有行動を取っている他はイシガケが多いくらいで、ダモノも含め
あまり見ません。
ただ昨年は消滅が危惧されたキミスジが健在、多少は増えているようで安心しています。
テングチョウが意外と目に付くのが印象的です。
やはり八重山産はちょっと変わっていて良いですね。
ジャノメは低山にマサキウラナミが目に付きます。リュウキュウウラナミも居ますが今はボロ多し。
シロオビヒカゲは今年は未だ見ていません。ウスイロコノマは稀に見る程度。
ジャノメ類は人に頼まれているのですが、甲虫採集に忙しくなかなか採る機会が無い・・・
5月上~中旬にはヤエヤマウラナミが出て来るので、そこが採り時かな。
写真は結構多いマサキウラナミジャノメ。
シジミは細々したものが結構飛んでいますが、さすがに追いかけて種類までは確認出来ません。
大まかに言えるのはその殆どはタイワンクロボシです。
以前はあっちこっちの枝先でヒメウラナミやアマウラが占有行動を取っていたものですが、昨年も
こうした場面はあまり見ませんでしたね。
オモト登山道で出くわした産卵中のヤクルリ。
また、今はマダラチョウ類があまり目に付きません。迷蝶シーズンになったら、今年は1日くらい
三角カンを付けて、蝶のみの採集を楽しんでみようかな^^
なお蝶ではないのですが、飛翔中の甲虫を探す目的で上方を見上げていると、サツマニシキが
結構飛んでいるのを目にします。
飛翔スピードは決して速くはないですが、かなり高い位置を飛ぶのでネット出来ないのが残念です。
まあこの時期になるともうボロになっているのですが。
サツマニシキに関してはやはり飼育ですね。 いずれ箱にビカビカ個体をいっぱい並べる予定です。
欲しい人はそれまで待ってね^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。










