草原の忍者ニセシラホシカミキリ(2012.7.4)
5月中旬頃から阿蘇の草原で目に付き始めるカミキリ。
それがニセシラホシカミキリです^^
関東で採集していた頃はほとんどお目にかかる事のなかったカミキリですが、地元に戻ってみると
極めて馴染み深い種類となりました。
熊本ではシラホシカミキリより出会う機会がよほど多く、関東等とは珍品度が逆転しています。
(どちらも普通種ではありますが^^)
この時期に阿蘇の草原のサワフタギでミヤマナカボソタマムシを探していると、本種の齧り痕が
よく見られます。
♂は次第に数が少なくなる時期に入っていますが、♀の生き残りは8月一杯位までは見られる
のでかなりシーズンの長いカミキリと言えます。
下の写真は発生初期に特定の若葉に♂が集まっている場面です。
「さあ、齧り始めるぞ」といったタイミングのように見えませんか?
たまにこうしたシーンが見られますが、皆同じように見える若葉をどのように選んでいるのか
実に興味深いところです。
僕が思うに本種は最も敏感かつ俊敏なカミキリの一つで、ちょっとでも異変を感じると瞬きをする間
も無く何処かへ飛び去ってしまいます@@
この時も1枚を撮った後にほんの少し傍の葉を揺らしてしまい、瞬時に4頭とも四散(上手い?)して
しまいました。
落ち着いた写真を撮るのが最も困難なカミキリの筆頭格です。
下の写真は後食痕が残る葉上の♂と、メタメタに食われた痕です。
ここまで夥しく食痕が見られるケースも珍しく、よほど美味しい葉っぱだったんでしょうね^^
次は♀の写真です。
♂はあまり感じませんが、本種の♀の大きさと斑紋、体色にはかなりの変異があり、一見別種かと
見紛う個体があったりして面白いです。
あと暫くは阿蘇の草原でその姿を楽しませてくれるでしょう^^
もっと詳しく知りたい事や
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