10月1回目オークション出品から(2015.10.8) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

10月1回目オークション出品から(2015.10.8)

現在出品中のオークション虫の一部です。
今回も50品弱の出品から10点をピックアップしました。

まず日本産カミキリですが、今最も時間を掛けて採集・収集をしているグループなので最もタマが多く、
毎回全体の4割程をこれが占めます。
オークションと言うと、珍品・珍産地のものばかりを出すものと思われている方も多いと思いますが、
僕の場合は、僕のコレクションを皆さんと一緒に楽しみたいという見地から普通種から珍品まで、
自分がお勧めしたいと思う種類を幅広くかつ万遍無く出品しています。

底値は可能な限り安価に設定していますし、時間のある限り綺麗な展足を施そうと心掛けているので、
それらトータルで評価して頂いていると理解しています。
ついでに言えばレスポンスの速さもポイントとなります。

あ、 どちらかと言えばメルマガネタになっていますね^^
軌道修正。
では行きます。

鹿児島県産クロモンヒゲナガヒメルリ

かつては屋久島固有種でしたが、「鹿児島県大隅半島南部に屋久島があった!」ブームの中で
九州本土でも発見された種類の一つとして有名です。
元々屋久島でも少ない種類として知られますがこれは九州でも同じ。僕は会社員時代の若かりし頃、
冬休みを利用して帰省の度に大隅半島で材採集をしたものですが、本種は特に厳しいものでした。
何年も通ったのに、トータルで4~5頭だったかな。
今は大隅半島で材採集等をやっている人は居ないようだし、近年屋久島で採れている話も全く聞かず。
同様の位置付けのズーデス(クロモンキイロイエ)等のハデハデの種類はよく出回りますが、本種は
滅多に見ませんねえ。

熊本産ミヤマドウボソ

個人的にはコレ、なかなかのヒットと思います。
タダドウボソとミヤマドウボソの同定が難しいことも関係していると思いますが、大体、九州本土で
ミヤマドウボソを採ったという話は聞いたことがありません。
九州管内で最も調査が進んでいると思われる大分県のカミキリリストにも本種は欠落しています。
関東で暮らした四半世紀の間でもミヤマドウボソを採ったのは3回程しかなく、九州脊梁山地で
叩き落とした時は、実はひっくり返りそうになりました^^

熊本産マルクビケマダラ

これも密かなヒットではないかなと思います。
九州では福岡・大分・熊本のみで採れており、比較的数が出たのは熊本のみでしょう。
いずれにしてもオークション虫としては変わり種と言えるでしょうね。
関東各地でも基本的に少ないものの各地で採っていますが、それらと比較すると毛並み・雰囲気が
相当異なる印象を受けます。
マルクビケマダラの九州産を持っている人は、相当な「ツウ」ですね^^

熊本産レインボーセンチコガネ


ちょっと説明に苦慮するのですが、九州中部を横断するように、熊本から宮崎・大分にかけての
ライン上に点々と現れるカラフルなセンチコガネ群を便宜的にレインボーセンチと(一部の人は)
称します。実はこれだけコンパクトに説明出来る人はなかなか居ないんですよ^^
ある程度やり込まないと実態が分かりませんからね。
このセンチ群を日本で最も採り易い位置に住んでいるのが誰あろう、僕というわけ^^

今回出品しているのはその中でも青・緑・紫の基本色が万遍なく、しかも深く発現する最美群の一つ
と言え、実は我が家から割と近くの産地です^^(片道1時間も掛からない)
今季は個体数が少なく苦労したなあ。
いつも人気者で、採っただけいつの間にか出て行ってしまいます・・・
未だにマイコレが殆ど増えない・・・

熊本産「黒」センチ

勿論、クロセンチなどという種類が居るわけではなく、これはレインボーセンチの究極の一型です。
黒いセンチなど見たことありますか?
頻度は極めて少なく、レインボーセンチ群がたくさん採れる年でも黒型は1頭在るか無いかといった
感じ。
かなりの貴重品となっています。

以下はシンガポールやオーストラリアに駐在員として暮らした頃に入手した蝶達です。
ますは、マレーシア、キャメロンハイランドの蝶から。

小型タテハ類およびシジミタテハ合計50頭

今回のバルク物。
正直、僕が現地のオランアスリ(原生林内に住む原住民)から買った価格の半値以下で出品しています。
毎回このようなバルク物を安価で出していますが、全く意味不明@@ まあ、サービスの一環です^^

パラドクサマネシアゲハ2型2♂

僕はマネシアゲハの仲間が大好きで、キャメロンハイランドに赴いた際、標本商にこれらがあった時は
必ず買い求めていました。
パラドクサマネシアゲハの♂は、このように毒チョウであるマダラチョウのツマムラサキマダラおよび
ラダマンタスマダラにそれぞれ擬態する2型があります。飛ぶ姿もマダラチョウに酷似していると
言いますが、僕は遂に自分の目で飛翔している姿は見れませんでした。
♀も多型でデカくて素晴らしいものです。♀は数頭入手出来ましたが、目ん玉飛び出るほど高かった@@

シンジュ(デルフィス)フタオ♀

フタオチョウも大好きで、標本商に♀があれば出来るだけ買っていました。
♀は滅多に採れないイレギュラーな存在なので極めて高額なのですが、完品率が低くなかなか満足する
個体は入手出来ませんでしたねえ。
このデルフィスの♀、やっと入手出来た2頭のうちの1頭です。
A’とは言え、それをなんと底値1000円で出しちゃうんだから^^

シュライベリーフタオ♀

同様にフタオチョウの♀として素晴らしいもの。
他種の♀と比較して綺麗な個体を見ることがあるので、現地の採り子の中にはホストや採り方を
掴んだ者が居るのかもしれません。
でも良いものは、良い^^

ネッタイミドリシジミ・ペア

野外採集のゼフ標本ですが、鮮度が極めて良いですねえ^^
本種は数年に一度「当たり」の年があるそうで、タイミングが合うと羽化直後の個体が乱舞している
ことがあるそうです。
勿論僕はそんな場面を見たことはありませんが、懇意にしていた標本商に依頼はしておきました。
その結果、目出度くもたらされたのがコレ、というわけです^^
何時かは自分でも採ってみたい種類ですし、飼育もしてみたいですね^^

うーん、こだわりのある種類ばかり出品しているから、ついウンチクが長くなっちゃうなあ。
次からはもっとサラッといきます^^

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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