10月3回目オークション出品から(2015.10.22)
只今出品中のオークション出品から(今月25日最終)。
採集がまだ忙しく毎週50点程出品するのがやっとという状態ですが、今週もその中から幾つかを
ピックアップしてご紹介します。
石垣産ヤエヤマヒオドシハナカミキリ♂
かつては偶然に採れるといった極珍のカミキリでしたが、発生地の空間を根気強くルッキングしたり、
茂みをスウィーピングすること等で個人的には少数ながら捕獲出来るようになりました。
現在はオオヒゲブトハナムグリのポイントで比較的初心者の方も採っておられますが、見ていると
やはりオオヒゲブト人気による人海戦的(つまり人が多いだけ^^)に偶然採れているというのが現状です。
現地にはウロの空いた立木が多過ぎ、発生木探しは本土のパラナスピア(ヒオドシハナ)のようには
全くいきません。
熊本産キュウシュウヌバタマハナカミキリ♂
九州産は生態が面白く、疎林が点在する草原地帯に現れます。本州産が基本的に森林帯に生息
しているのとは好対象です。
九州内でも極めて局所的で、一般的なのは当該標本の産地くらいでしょうか。そこでも近年は殆ど
採れていないようです。
写真のように九州産は触覚が長い特徴があり、この個体は極めて大型です。
熊本産コヨツスジハナ2♂
九州産のハナカミキリ類は関東辺りのものと比べると大なり小なり変わっているのですが、本種も
違いが分かりやすい種類です。
一見して小型で寸詰まり(当写真は縦倍率がやや高いのでちょっと細長く映っている)。斑紋パターンも
やや異なり、写真のような黒化型が比較的出ます。
かつて関東の方から、「九州産の普通種たるコヨツスジハナが欲しい」とリクエストを頂いたのですが、
本州産はそうであっても九州産は極めて局地的な少ない種類です。何しろブナ帯が薄いですから。
当たらないと二桁は採れませんし、採集者の多い宮崎県白岩山産を除くと他産地のものが出品
されるのは珍しいと思います。
福島産ヒメシラオビカミキリ♀
オークションにはこれまで度々出品して来ましたが、なかなか人気があるようです。
一般には採り難いからだと思われますが、確かに基本的に針葉樹の落ち枝を地道にビーティング
するしかない種類なので個体数を得るのはほぼ不可能ではあります。
本品は南会津地方のヒメコマツ伐採枝から羽脱した美品で、残念ながら有名だったその土場も今では
無くなってしまっています。出せる在庫もほぼ無くなってきましたねえ。
奈良産カスガエゾトラカミキリ♂
エゾトラカミキリの奈良県春日山亜種として有名です。本種は既に採集が規制されているので新たに
入手する術がなく、僕も出品出来るのはこの不完品のみ。不完品でも欲しい人は居るでしょうね。
それにしても、何故本種は春日山塊のみで亜種化を遂げたのでしょうか・・・
原亜種に比べて黒と白の斑紋のコントラストが強く、存在感のある亜種ですね。
熊本産キュウシュウツヤハダクワガタ・ペア
このところ九州脊梁山地での朽木崩しをかつてほどはやっていないせいもあるのですが、ツヤハダの
九州亜種の幼虫や新成虫をとんと見なくなっていました。
東京で暮らしていた頃は山地で赤腐れ材を崩すとそれなりの頻度でツヤハダが入っていたものですが、
九州産は全く甘くありません。第一、赤腐れ材が見つからない(特に有名産地では)・・・
今後はますます入手が難しくなってくるかもしれません。
種子島産イカリモンハンミョウ・ペア
以前に種子島までハンミョウ類を採りに行ったことがあります。
汽水域のヨドシロヘリ、荒地のハラビロ、岩礁域のシロヘリ、そして海浜性の本種とバラエティ豊かでした。
その中でもイカリモンは最も少なかったですね。♀は大型でとても立派です。
なお、その時は夏場の海岸で1日中海パンでハンミョウを追いかけ回したので全身酷い日焼けとなり、
夜は宿で、のた打ち回りました・・・
タイ産「超」大型ゾウムシ
マレーシアやタイ等の東南アジアには巨大なゾウムシの類がかなり居ます。
今回出品の種類はその中でも極端に大きく、脚を入れると12㎝は在るのでまさに「手のひら」サイズ@@
僕がこれまで入手した中では最も巨大な種類です。
なお、やや油が滲んでいたのでアセトン処理したところ、見事なまでに美しく変身しました。
しかし、使ったアセトンの量もハンパじゃなかった・・・
西イリアン・Arfac産デリアス30頭
今週のバルク物シリーズの中から。
ニューギニア島はデリアス類の宝庫で、カラフルで素晴らしい種類がたくさん居ます^^
僕はこれらに目がくらみ、手当たり次第に集めていました。その一部を皆さんに極端な安価にて
お分けしているという次第です。あくまでも底値の話ですが、A-品1頭当たり25円強なので
もう全くのボランティア@@ 他人事なので、面白がってくだされ^^
今回はその他のバルク物として、Arfac産の雑蝶類、マダラチョウ類も出品しています。
西マレーシア産ワモンチョウ類
僕はワモンチョウ類も大好きで、これらも精力的に集めています。まさにアジアチックな、出しゃばり
過ぎないそこはかとないお洒落さがあるグループだと思うわけです。
ワモンチョウ類、実は密かな人気者だと思います^^
気付いてみると、やはり今週もウンチクを語り過ぎたなあ。
来週こそ、サラッと・・・
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。













